2016-02-10

【ニュース】発売延期:Panasonic パーソナルメモリーマネージャー

だから画面が出てこなかったのか、と勘繰り。社内の偉い人プレゼンでDIGAのおまけデジタルフォトストレージのしょぼいUIを見せて「これで売れるのか?」と怒られたのに一票。いや、先行各社のデジタルフォトアルバムのUIを知らないユーザーには「あれはすごく便利!」と言ってもらえてるらしいけど(実話)。

発売延期の理由について、同社では「各種機器との連携の動作検証において、アプリケーションソフトの修正が必要となったため」としている。このほか発表当初より、「DIGA」および「プライベートビエラ」などの機器との連携についても、一部仕様の変更を加えるという。

そんなに連携する「機器」あったっけ?と。クラウドでしょ、主な連携先は。

BN-SDPAP3 接続検証情報 ※凄い状況。

以降、いつものように大人になったのでたくさん書いたことをさくっと削除します。Panasonicの中にも、面白い人や変わった人がいるのを知ってるので、きっとそんな人たちが何とかしてくれると思うので。

どの会社にも、会社を変えられるようなポテンシャルを秘めてる人はいるんです。Panasonicの中の人たち(現場寄り)に期待して、発売日を待ちたいと思います。

【関連エントリ】

【まとめ】デジタルフォトアルバム <他社のデジタルフォトアルバムについてはこちらで。

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2016-02-07

【レビュー】RICOH THETA PERFECT GUIDE 大・活・用・中!

2千円(税別)。悩み抜いて結局買いましたが大当たりでした。しかもamazonじゃ中古かプレミア新品しかないという逸品。リアル店舗ならではのお宝でした。


目を引くのはハコスコですが、この本の素晴らしさは写真にあります。


プロや写真愛好家の作例が豊富にあり・・・


QRコードを読み取ればスマホで写真や動画を閲覧できます。
プロの作品なので、十分に楽しめるのです。


とはいえ、購入の決め手がハコスコだったには否定しません。
そしてこれがまた良い。


何このRICOH純正ぽいの!!的なアイテムです。


箱を空けるとこんな文字が。


組み立ては超簡単。
完成したら自分のiPhone5cを。THETAアプリを起動して差し込みます。




できた。


ゴーグル側にも「RICOH」の文字が躍ってます。


で、ですね。
すんげぇ面白い。
もうびっくり。


ハコスコ馬鹿にしてましたが、THETA持ちなら絶対買うべきです。

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プレミア価格になっちゃってますけど、リアル店舗で取り寄せすれば問屋に在庫があれば定価で入手可能だと思います。こう言うとき、近所の本屋さん超重要。定期的に本を購入して、本屋が撤退しないよう買い物しといた方が良いですよ、と。

(VRスコープ付録付)RICOH THETA パーフェクトガイド THETA S/m15両対応 (インプレスムック DCM MOOK)
中井 精也 丸田 あつし 鍵井 靖章 なぎら 健壱 石井 寛子 橋本 塁 水野秀比古 柏倉陽介 加藤健志 荻窪 圭 宇佐見 健 染瀬 直人 シンヤB ゆきぴゅー
インプレス (2015-11-26)
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本を入手せずとも、THETA持ちはハコスコ買いましょう。
あ、買うなら絶対2眼。1眼なら暗闇でタブレットで見た方が楽しめます。

ハコスコ タタミ2眼 (iPhone5/6/6Plusサイズ対応)
ハコスコ
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2016-02-04

【雑記】2つのニュースに見るミラーレス一眼の進化の可能性

個人的には一眼レフをミラーレス一眼が駆逐するのはまだまだ技術的な壁(主にハード側)でまだまだ先かと思っていましたが、2つのニュースをみて、ひょっとしたらもう近くまで来てるんじゃないかと思いました。


パナソニック、有機薄膜CMOSイメージセンサーを開発発表

グローバルシャッターも実用に

ミラーレス一眼では電子式シャッターのみを採用しているものがありますが、その場合ローリングシャッターと呼ばれる方式で部分的に読み出しするため、動体を撮影するとゆがむ場合がありました。しかしこのイメージセンサーでは全画素を一括で読み出すグローバルシャッターを実用的にできるようなので、ミラーレスのアキレスけんが一つ減ることになります。

そしてもう一つ。

キヤノン強気の経営計画、「ミラーレスはまだ売れる」

この会社が本気出すと凄いのは多くの方が知っていると思いますが、昨年ずっと酷い(ユーザーの人ごめんなさい)出来だったEOS Mシリーズをテコ入れして出してきたM3はマジで欲しいと思ったものです。


M2まではなんだったの?と言いたくなる。

技術のボトムアップと、業界トップの怪気炎。
今年「も」ミラーレスの進化は続くんだろうなぁと思いました。

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マジでお勧めミラーレス。

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M3 ボディ(ブラック) EVFキット EOSM3BK-BODYEVFK
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2016-02-01

【雑記】広告費とデジタルフォトアルバム

大人の社会科見学を繰り返していると、「お金」と「情報」の流通はほぼ同じ流れということに気がつきます。そこに「情報」があれば、何かしらの「対価」としてのお金が動いています。自分のように40代にもなると当然の常識として理解している人も多いと思いますが、世の中はほぼそんな流れしかない、というのには愕然としました。朝の情報番組でも、景品の製品名が途中から出てきたりすると「あ、お金が動いたな」とかわかるわけです。例えば日テレとかZIPとかZIPでポン!とか。

で、ですね。こんな記事を見つけてしまいました。


デジカメ画像を無線で保存、テレビに映して楽しむ 

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先発製品を全部すっ飛ばして最後発のCanonのみが取り上げられる、日経のデジタルフォトアルバムの記事です。流石Canon、スゲー!と言いたくなってしまいました。幾らかかったんだろう。

この製品は家電量販店にも普通に置いてあるし、Canonの営業力は半端ないです。もちろん、製品も2015年以降に発売された自社製品の一定価格層以上「しか」想定していないステキ仕様で自社製品を売るための仕組みも万全なのです。「スマホ?は?あれカメラじゃないよね?」という男らしい割り切りとか、ユーザー層のターゲティング(想定)も販売量が多い会社じゃないとできない絞り込みですし。

そして、このライターの腕の良さも素晴らしい。きちんとネガティブ部分を網羅しつつ、それがネガティブにとられないようにまとめてある。ステマ、もとい、PR記事書いたことがあるとそういうテクニックも透けて見えてきます。最後の一文に本音込める、とかね。

そういう余計なことを差し引いても、Canonの製品のPRとして非常によくできた解説記事に仕上がってます。ぜひご一読を。

【関連エントリ】

まとめ デジタルフォトアルバム