2016-02-01

【雑記】広告費とデジタルフォトアルバム

大人の社会科見学を繰り返していると、「お金」と「情報」の流通はほぼ同じ流れということに気がつきます。そこに「情報」があれば、何かしらの「対価」としてのお金が動いています。自分のように40代にもなると当然の常識として理解している人も多いと思いますが、世の中はほぼそんな流れしかない、というのには愕然としました。朝の情報番組でも、景品の製品名が途中から出てきたりすると「あ、お金が動いたな」とかわかるわけです。例えば日テレとかZIPとかZIPでポン!とか。

で、ですね。こんな記事を見つけてしまいました。


デジカメ画像を無線で保存、テレビに映して楽しむ 

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先発製品を全部すっ飛ばして最後発のCanonのみが取り上げられる、日経のデジタルフォトアルバムの記事です。流石Canon、スゲー!と言いたくなってしまいました。幾らかかったんだろう。

この製品は家電量販店にも普通に置いてあるし、Canonの営業力は半端ないです。もちろん、製品も2015年以降に発売された自社製品の一定価格層以上「しか」想定していないステキ仕様で自社製品を売るための仕組みも万全なのです。「スマホ?は?あれカメラじゃないよね?」という男らしい割り切りとか、ユーザー層のターゲティング(想定)も販売量が多い会社じゃないとできない絞り込みですし。

そして、このライターの腕の良さも素晴らしい。きちんとネガティブ部分を網羅しつつ、それがネガティブにとられないようにまとめてある。ステマ、もとい、PR記事書いたことがあるとそういうテクニックも透けて見えてきます。最後の一文に本音込める、とかね。

そういう余計なことを差し引いても、Canonの製品のPRとして非常によくできた解説記事に仕上がってます。ぜひご一読を。

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まとめ デジタルフォトアルバム

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