2015-03-20

バッファローの4代目おもいでばこ発表会の形態と、先日のMOVERIO BT-200イベントに思うこと。

タイトルの件、13日(金)に素人枠でお呼ばれして行ってきました。

いわずもがなの、バッファローの異端児(あえてこう書く)。


発表会は前列のプレス席と、後列のブロガーや自分のような一般人席。
ちなみに招待の連絡はメーカー広報から直接メールでした(少なくとも自分は)。

真ん中のおねーさんが「これより先はプレス」とかかげてる。


つまり、ブログメディアを束ねる会社をすっ飛ばして実施しています。

もちろん、お呼ばれする「ブロガー」は管理者がその筋では有名な方とか、ブログが有名だったりとか、基本的に普通の人ではありません。

でも、参加者の中には「ただの主婦」もいたりしました。ただし「製品の熱心なファン」で、twitterで「良いよー良いよー」と知人に宣伝してるわけです。で、公式アカウントがそれをフォローし、使い方や活用方法などの情報を提供する。

当時の状況をまとめたtogetterがスライドに。


そんな会話を見ている人が「この前教えてもらった製品、買っちゃった」とオープンな場所でやりとりするわけです。

そんな人を、こうやって「スピーカー」として取り込んでいく。恐らく全体の中ではごく少数ですが、コアユーザーの取り込み方としてかなり先進的じゃないかと思いました。少なくとも日本では。

そしてこの製品は3代目までと比べネットで情報が拡散しているように見えます。旧モデルで積み重ねてきた歴史もあるでしょうけど、発信能力のある「コアユーザー」が熱量の高い文章で情報発信しているので、メディアのそつのない文章とか、とりあえず興味があるブロガーの書く文章とは比べ物にならないほどのコンテンツ力があるように感じます(こいつは自身のブロガーとしての自戒も含んでます)。

もちろんこれはまだまだレアケースでしょうし、そこまで運営にリソースを割ける会社も多くないでしょう。そもそも、出来る製品が少ない。3年もかけて地味にブラッシュアップと大幅アップデートをしてきた積み重ね、そして担当が靴とプライベートを削って製品を売り込み続けた結果が結実した製品だからこそできる技でもあると思うのです。

でも、メーカーがダイレクトにブロガーに声をかけ、気に入ってもらい、スピーカーとして招待する。そんな時代にはブログメディアを束ねる会社はどんな形で関わっていくのだろうか?と思ったりするわけです。もちろんこれ、阿呆(あえてこう書きます)はステマだと騒ぐでしょうけど。でも技術ライターなんて、製品提供なんて当たり前に受けてますよね?貰ってきたよって書いてあれば、それでいいじゃんかと。

このところコアな製品のイベントに参加することが多く、ふとそんなことをつらつらと書いてみました。

で、先日はEPSONのMOVERIO BT-200というまたコアな製品のイベントに行ってきました。全く売れてないやろ?と思ってたらまさかの2代目発表。


マジで2代目発表はびっくりした。


高すぎ、いろいろ出来なさすぎ、目立ちすぎでスルーしていますが、もしもう一度戦うならこの製品も大化けすると思ってます。で、ダメ出しをメーカーがどう受け止め、どう対応するか。製品のコアを探りつつ、変わる部分は変わる姿勢を見てきました。もうちょっとしたらエントリをあげます。

・・・すげぇ上から目線だな。

【関連リンク】

【まとめ】EPSON MOVERIO BT-200

【まとめ】バッファロー おもいでばこ

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