2014-03-17

【レビュー】PENTAX K-3とDA50mmF1.8 その1 レンズの力。

※当エントリはリコーイメージング アンバサダープログラムの一環として書いています。

昨年お借りしたPENTAK K-3。

長らくNikonのエントリーモデルを乗り継いできた私には当時その性能を引き出せず忸怩たる思いを持っていたところ、今回はK-3とKマウントレンズをお借りして試せるプログラムがあるということで申し込んでみました。

本当は35mmの単焦点が第一希望だったのですが、50mmの単焦点が当選。ということでこちらのレポートを書いていきます。キットレンズの18-135mmも併せてお借りしているので、それとの比較ついても触れていきますが、とにかく書きたいことがたくさんありすぎて延び延びになっているので、サクサクと書いていくことにしました。

さて、以下が今回お借りした製品の組み合わせ。

K-3とDA50mmF1.8の組み合わせ。
まずは究極のフィールドカメラを謳ってるK-3との組み合わせの外観について。

プロユースとしても耐えられるカメラとしてはコンパクトな構成のK-3ですが、単焦点と組み合わせると大きく感じます。しかしキットレンズとの組み合わせと比べると機動力は格段にアップ。レンズが付き出ていないというのはとにかく可搬性に優れています。これは楽しい。

しかし、50mmは35mm換算で75mm相当となるためとにかく画角が狭い。慣れてくればお散歩撮影ではほとんど問題なくなりましたが、近接撮影などではやはり厳しいです。

この辺りは今後書くとして、今回はとにかくレンズの力を感じて欲しいという事で以下の2枚を掲示します。一枚はお借りしたK-3と18-135mm、もう一枚は義弟のK-30+DA50mmF1.8のものです。2人並んで同じ被写体を撮影しました。カメラの性能差をレンズがどこまで吸収できるか、というテストでもあります。ちなみにK-3の私はプログラム優先でほぼオート、K-30の義弟は露出優先で各種設定はほぼオートでの撮影です。

K-3+18-135mmキットレンズ。

K-30+DA50mmF1.8

手前に金網があるのですが、被写界深度の浅いDA50mmF1.8は金網がかなり無視できるレベルです。しかし18-135mmキットレンズではくっきりと目立ちます。これはカメラ本体ではどうしようもない部分でしょう。

また、車体の明るさもはっきり違っています。奥のビルなど、本来ならK-3のほうが明るく写るはずなのに全体的に暗い。レンズが変わるとここまで違うのか、とちょっとショックを受けました。

正直、撮影は義弟よりはうまいと自負がるのですが、この写真については完全に負けてます。連射もせずバチッと構図が決まってるのは、明るいレンズで見通しが良いのも一因ではないでしょうか。

他にもK-30との組み合わせでDA50mmF1.8は被写界深度の浅さと明るさを発揮した写真を量産しました。




ところが、この被写界深度が浅ければいいというものでもないことが判明。とにかく構図が決まらないと「え、こんなところにピントを合わせたの?」的な写真が量産されるのです。

近所の撮影ではこれ何?的な写真も多く産み出され、上記の写真の状況でも数十枚に及ぶ失敗作が量産されています。これを踏まえ、実家近くの小川沿いの遊歩道でも撮影をしてきたのでそれは次回以降に。

しかし「単焦点はカメラと被写体の位置を勉強するものだ」との言葉をお借りした際の講座でいただいたのですが、このDA50mmF1.8で撮影を続けていたところ、ズームレンズでも被写体との距離と焦点距離を強く意識するようになりました。このあたりも今後書きます。

あと、殆どの操作が右手で完了するK-3と読み取りやすいファインダー内インフォメーションの組み合わせは、単焦点での撮影に集中するのに大きな武器となります。この辺りはK-3のエントリとして今後書いておきます。

ファインダー内の情報がとにかく読み取りやすい。
カメラがあって、レンズがある。K-3と同時にお借りして、入門期のK-30と比べることでそれを強く意識しています。もう少しお借りできるので、そのあたりを意識しながら使ってみます。それにしても定価3万代のレンズでこんな世界が広がるとは正直驚いています。K-30、およびK-50ユーザーは騙されたと思って買ってみてください。義弟は「なにこれ!」とマジでびっくりしてましたよ。

第一発目はこんな感じで。

※まとめページを作成しました。
【まとめ】PENTAX K-3

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