2011-02-25

Pocket WiFi S(S31HW)を安く手に入れる方法(イーモバイルを2年以上使っている人限定)。

※下記エントリの価格情報は2011/02/06現在のものです。

購入して半月経ってしまいましたが、イーモバイル環境をPocket WiFiからPocket WiFi Sに変更しました。その時の価格のカラクリに驚いたのでエントリを起こしておきます。ただしすごく面倒なカラクリなので、書いていて合ってるかどうか不安になりました。
※そーいや、ここでPocket WiFi買った事報告してないや。


購入のきっかけですが、嫁さんのお母さんの冷蔵庫チェックに付き合って訪れたヤマダ電機で、何気なく携帯電話をチェックしていたらイーモバイル売り場で声をかけられたのがスタートでした。決め手になったのは以下の3Doors(ズームインの金曜日見てない人には分からないネタだ)。

■Door1:2年縛りで本体価格2万円→1万円

魅力的なワードでした。これ、分割価格じゃなくて、本体一括払いの話。
イーモバ販売員の説明に間違いがなければ、2年縛りにすると月々の請求代金に薄く引き延ばして安く見せかけるのではなくて本当に1万円になるようなのです。1万円でスマホ。み、魅力的。。。

しかし私は年割り契約をしたばかりで、まだ契約期間中。違約金が発生してしまいますよね?

いい質問ですねぇ。

というわけで、Doorその2。

■Door2:イーモバイルの契約期間が2年以上だと、特定のプランに変更することで前の契約を0円で寝かせておく事が出来る

どういうことかというと、イーモバイルを既に2年以上使っているユーザーは、プランを「にねん特割データプラン」に変更する事で、そのSIMカードで通信をまったく行わなければ0円で寝かせておく事が出来るようなのです。その根拠が、リンク先に小さく書いてあるこんな注意書き。

※料金プランがデータプランで、新規契約からのご利用期間が新規契約月の翌月から起算して2年以上の場合、課金対象となる通信(国際ローミングにおける通信を除く)のご利用がない月は基本使用料およびユニバーサルサービス料がかかりません。

契約数は増やしたいので縛りは解除できない、でも既存顧客の買い替え需要には対応したい。そんなジレンマに悩むイーモバイルの苦肉の策とも言えるでしょう。実際、私はこれで2回線を持つユーザーとなって契約者数の水増しに一役買ってしまいました。

しかし契約事務手数料(2,835円)や、安いとは言え本体価格(1万円)を追加してまで買うものかどうか、と悩んで見ました。

ここで3つめのドアが開きましたw

■Door3:Pocket WiFiより通信費が1,000円安くなる

イーモバイルは通信契約者数は伸びていますが、通話契約者数は伸び悩んでいるという問題があります。そのためなのか、データ通信だけの2年縛りの契約「にねん得割」(4,280円)や、1年縛りの「年とく割2」(4,580円)、「年とく割」(4,980円)に、「ケータイプランデータセット」を使うと1000円割り引かれるのです。

上記リンク先の説明を読むと、こう書いてあります。

データカードを「データプラン」、携帯電話を「ケータイプラン」でご契約いただくと月額1,000円のセット割引となる「ケータイプランデータセット」が適用され、大変おトクです。

本来はデータ通信機器にプラス携帯電話でこれが実現するはずですが、Pocket WiFi Sはあくまで「データ通信機器」であり、それに「通話機能」をプラスしている、というなんとも強引な説明をして一つの機器で割引きを実現しているようなのです。

説明している販売員が「不思議なのですが・・・」と前置きしてしまうぐらい不思議なこの料金プランのおかげで、毎月1000円ずつ安くなるお得プランを使えるPocket WiFi S。この浮いた通信料を事務手数料や本体代金に補充する事で自己負担無しに乗り換え可能、と言うわけです。

・・・ち、ちゃんと説明できてますか???

私は1年縛りの「年とく割2」(4,580円)から「にねん得割」(4,280円)に乗り換え、さらにこの「ケータイプランデータセット」を適用したため、毎月1300円の通信料の減量に成功。計算上、10ヶ月で元が取れる予定です。

ちなみにこのプラン、HTC ARIAでは使えない可能性が有ります。あれはスマートフォンという「電話」なので。詳しくはイーモバイルの販売員に聞いてください(こら)。


さて。真面目なレビューは別の機会に譲りますが、簡単に半月触った感想を書いておきます。


「通話もできるPocket WiFi」

とpocketWifi機能を売りにしているだけあって、機能のオンオフは画面上のアイコンをタップするだけととても簡単。切替時間も3秒程と高速です。


初期セキュリティもWPSなので安心(pocketWiFiはWEPなので)。

バッテリーが1800mA→1200mAになるのでどうかなぁと思いましたが、実働3時間という感じでやや持たない印象です(ポケファイが4時間強ぐらい)。別エントリで触れたように、モバイル無線LANルーターとして使うならeneloop繋ぎっぱなしでカバンに入れておけばOKですし。


一部の掲示板サービスなどで、リダイレクト中に接続している機器ではなくてPocket WiFi Sそのものを認識してしまって動かないものがありましたが、概ね問題無く動いています。

日本通信のIDEOSがもてはやされていますが、イーモバイル回線を2年以上契約している人ならPocket WiFi Sも十分候補に入るなぁと思いました。SIMフリーだから、日本通信のSIMカードで使ってねと売っちゃうのも有りですしね。

【関連リンク】
 ・Covia CMR-250を購入、そしてファーストレビュー

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