2010-09-29

【ニュース】SANYO 高容量eneloop(KBC-L2BS)がモデルチェンジします。

私の持っているKBC-L2ASからちょっとマイナーチェンジしてKBC-L2BSとなるようです。

モバイル機器の電池切れに対応できる「エネループ ブースターシリーズ」が進化
iPad※1、XPERIA※2、ニンテンドーDS®※3シリーズなどに対応した携帯用電源
(SANYO ニュースリリース)

今回の目玉はUSBからの出力がUSB定格の500mAではなく、倍の1Aに対応したこと。これは間違い無くiPad対応です。その他は目立った更新は無さそうです。

この製品については既にレビュー済ですが、とにかく便利な製品です。USBから充電できる製品を2つ以上持ち歩いてる人で、予備電池を考えている人には真っ先に勧めています。いくつも持つより、マルチケーブルとこれ一つ持つほうが携帯性に優れてますし充電切れの心配がほとんど無いからです。

価格はオープンとなってますが、ご祝儀相場が終われば前モデル同様4千円強で買えるようになるでしょう。また、旧モデルとなるKBC-L2ASは価格が下がっているので、iPadなど高出力を必要とする機器を持っていない方は今が買い時かもしれません。

発売は2010年10月21日となってますので、iPadユーザーの方で補助電源を検討中の方はちょっと待ったほうがよいと思います。私はかなり悔しいです。。。

【関連リンク】
■【レビュー】SANYO 高容量eneloop(KBC-L2AS)は素晴らしい
■SANYO 高容量eneloop(KBC-L2AS)購入、開封式

※結局、iPad対応の新製品(KBC-L2BS)を買ってしまいました。。。(10/12/19)
iPad対応のSANYO 高容量eneloop(KBC-L2BS)を買いました。
基本的に変わってないのですが、miniUSB→microUSB変換コネクタがつきました。

【amazonリンク】

SANYO USB出力付きリチウムイオンバッテリー (専用高容量リチウムイオン電池使用) KBC-L2AS
三洋電機 (2009-11-14)
売り上げランキング: 68
おすすめ度の平均: 4.5
4 あると安心
1 xperia以外なら使えるかもしれんが
5 長距離国際線のお供に(もちろん日常使いにも)
4 おすすめですが
5 重宝してます

2010-09-28

【ニュース】また新しい超小型PCの誕生:eMachines ER1401-N12B

前のエントリでさらりと触れましたが、正式に1エントリとして紹介します。

eMachines、実売39,800円のAthlon II Neo搭載コンパクトPC(PC WATCH)


この独創的なデザインは他のマシンと完全に一線を画しています。Aspire Revoの台形も凄いと思いましたが、菱形とは思い切ったデザインだと思います。。

メーカーであるeMachinesはAcer傘下のため、この機種はAspire Revoのノウハウがふんだんに盛り込まれたマシンの可能性があります。とはいえ、Aspire Revoを含めほとんどのネットトップがCPUにAtomプロセッサを採用する中、あえてAMD社のCPUであるAthlon II Neo K325(1.30GHz)を採用して差別化を図っているので、似て非なるものと言って良いでしょう。

その他の主な性能としては
 ・メモリ :2GB 1333MHz DDR3SO-DIMM(ノートPCyouメモリ)
       デュアルチャネル対応 (2×1GB)(最大4GB)
 ・HDD :250GB 5400rpm SATA
 ・画像表示:GeForce 9200チップセット(ビデオ機能内蔵)

となっています。メモリがDDR3なのでAtomプロセッサ野DDR2とは比べものにならないほど速いのですが、CPU的には性能にそれほど違いはないはずなので、どこまで差が出るかは興味があります。画像表示もIONプラットフォームのGeForce 9300ではなくGeForce 9200という点もちょっと気になります。

また、OSがWindows 7 Home Premiumが64bitなのは時代なんでしょうね。その他では有線LANはGigabitEthernet、無線LANはIEEE 802.11b/g/n対応、インターフェースとしてUSB 2.0が4つ、モニタのデジタル出力はHDMI、アナログ出力用にミニD-Sub15ピンと2種類備えています。カードスロットはSDカード/メモリースティック/xD-Picture対応となっているので、5-1対応という奴でしょう。大きなCFカード以外なら全部読み込めるというアレです。

eMachinesは取扱店が少なく、実機に触れて確認するのは難しいと思いますが価格が他のネットトップとほぼ同じですので、ヒトと違ったパソコンが欲しいのなら即買いでしょう。




【関連リンク】
■Acer Aspire Revo まとめエントリ

Acer Aspire Revo ASR3700に見る「超小型PC」の価値

Acer Aspire Revo の新モデル、ASR3700ですが店頭に並び始めたようです。amazonでも下記の通り取り扱いが開始されています。


旧機種との簡単な比較や、旧モデルから続くAspire Revoの特徴はリンクの過去エントリに譲るとして、ネットトップと呼ばれるこの超小型PCというジャンルはASUSのEeeBox 1501やEPSONのNP-11V、そして最近発表されたeMachinesのER1401-N12Bなどいくつかのメーカーから発売され、一定のマーケットを得るところまで来たようです。

超小型PCの全てに共通する特徴は、ネットブックと呼ばれる廉価PCの部品を使って省電力かつコンパクトにまとめ、そして手頃な値段を実現していることです。最近のパソコンは無駄な機能をなるべく省いたものになりつつありますが、ネットトップの割り切り感は群を抜いています。特にこのAspire Revoは画面が無い、光学ドライブも無い、拡張性はほとんど無いと無い無い尽くしです。それでもこのようにモデルチェンジがされるという事はそれなりに評価がされている証拠でしょう。

つい最近お借りしたVAIO typeLはこの対極を行く、全部入りのPCでした。その多機能さや使い勝手にはとても満足しましたが、このような何でも入っているPCではなく必要最小限のPCが売れるという事は、技術的に成熟したPCユーザーが増えている証拠とも推測できます。

「こんなおもちゃ」と敬遠している方こそ、この超小型PCの価値を再確認して欲しいと思います。一家に一台ではなく、一人に一台という時代になりつつある今、iPadのようなSlatePC(スレートPC)や超小型デスクトップ、そして従来のパワフルで何でも出来るPCを組み合わせて所有する時代が来ていると思うのです。

このブログでも一通りの情報は集まってきていますので、そんな組み合わせ方も紹介していきたいと思います。

そう言いながら、中途で寝かせた連続エントリが増えているのが悩みどころですが。。。

2010-09-26

iPadを電子書籍端末にするアプリ

Kindle3を購入して、我が家では電子書籍端末がiPadとの2台体制となりました。


しかしKindleとは違い、iPadには純正のiBooks以外にも電子書籍端末とする事が出来るアプリがいくつかあります。そこでここでは私が試した4つのアプリ「CloudReaders」「ComicGlass」「goodReader」そして「iBooks」をさらりと紹介しながら、私のそれぞれの使い分けについて紹介します。

ちなみに今のところ(2010/09/26現在)、CloudReadersとComicGlassが2大ビューアとなりつつあるのですが、どちらもそれぞれ長所があり使い分けています。これにPDFファイルの検索機能を使う文書には、補助的にgoodReaderを使っています。標準アプリと言えるiBooksはお試し書籍を入れたものの、全く使っていません。その理由についても触れていきます。

■CloudReaders(無料)


CloudReadersはPDF文書や、自炊したjpegの漫画でも前後ページを頻繁に行き来するもので使っています。後述のComicGlassとは違い、下のようにページ移動時に前後がシームレスに表示される(3ページ分が表示される)のは便利だし、スムーズな挙動と相まって文書のビューアとしてならこのソフトが最も優れています。


ただしビューアに特化しているため、検索機能やその他便利機能は今のところ一歩劣っています。また本来はクラウド本棚にある文書をダウンロードできることが売りとなっているため、このクラウド文書が充実してくれば違った評価が出てくるかもしれません。

■ComicGlass(¥230) ※現在、半額セールをしているようです(2010/09/26現在)。


ComicGlassはサクサクと「見開き」で読んでいきたい漫画を読むのに使っています。ComicGlassはページ送りで2ページ毎に移動できるため、漫画のような見開きページがある図書にはぴったりです。

当初、無料ソフトとして配布されていた頃は無茶な使い方(頻繁に拡大縮小回転ページ送り)を繰り返してるとかなりの確率で落ちていたのですが、有料になる頃には非常に安定するソフトになりました。とにかく見開き表示の軽快感が素晴らしい。漫画リーダーとしては最強と言って良いでしょう。

以下がComicGlassの公式ホームページになります。

・ComicGlass Web FrontPage

■goodReader (¥115)


goodReaderはiPadでPDFを活用するなら最強のソフトでしょう。その活用方法はここでは割愛しますが、Wi-Fi転送やwebからのPDFダウンロード、DropBoxとの連携など、PDF形式のビジネス文書を扱うには最強のソフトといってしまって良いと思います。

ちなみにこのgoodReaderは有料アプリなので、iPadはできる限り無料ソフトで固めたかったのと既に2つの満足できるアプリがあったため、当初は試していませんでした。しかし実査に使ってみるとやはりいろんな方が褒めるだけあって、とにかくよくできているソフトです。

ただし閲覧の軽快さや速度については先の2つのアプリに比べるとやや劣る印象です。1ページずつじっくり読むのには感じないのですが、ページを読み進むような使い方では先の2つのソフトを使う機会が殆どとなっています。

以下のページのgoodReaderの解説が詳しいです。

・GoodReader:機能豊富な王道PDFリーダー。今まで触った中で確実に最強。1315(iPhoneアプリとiPadアプリをおすすめするAppBank)

■iBooks(無料)


最後に、apple純正の電子書籍ソフトであるiBooksについて触れておきます。

このソフトのもっとも大きな売りの一つが、上の本棚風のトップページです。他のソフトも「表紙」がiBooksのように表示できるのなら値段が上がったり有料になっても買いと思えるほど良くできています。このiBooksはPDF形式のファイルもこのように1ページ目が表紙のようにが本棚に並びます。


当初は対応していなかったPDF形式ファイルを読み込んでみたくて試しに使ってみたのですが、上記3アプリと比較してサクサク感が不足しています。

レイアウトや機能はよく練られているのですが、肝心の部分で劣っていると感じてしまうため全く使われていません。

ただしこれは現時点での話で、それぞれのソフトは何度もアップデートをして使いにくさを解消したり、新しい機能を盛り込んだりしています。またしばらくしたらその評価も変わっている場合もありますので、これは一番上にある更新日での評価としてこのエントリを閉めます。

【関連リンク】
 ■Apple iPadまとめエントリ
 ■Amazon Kindle3 まとめエントリ

2010-09-19

Kindle3の開封式 その1

Kindle3の購入者があちこちでやってますが、私もその先人にもれず開封式をしてみたいと思います。

前回のエントリでも書きましたが、UPSの国際便で成田に届いた後はクロネコヤマトが配送を請け負ってるみたいです。我が家にはクロネコヤマトの不在票が入ってました。


箱はこんな感じです。伝票がシールでぺたりと貼ってあります。


箱の大きさ比較その1:iPad。ほぼ一緒です。


箱の大きさ比較その2:モテキ一巻。さすがに負けますが、この小ささは十分伝わったでしょう。


箱の底の方にはなにやら環境に優しげなシールも貼ってあります。


伝票シールを剥がすと何か入ってます。


お届け票でした。ちっさ!


ちなみにシール類はきれいに剥がすことができます。エコロジーです。


ではついに開封をしていきます。まずは箱上部をこのようにベリバリと。


ありました。


本体は保護シールが両面に貼られています。それをとると、今度は簡単な説明書が。


その下にはマイクロUSBケーブル件充電器が入ってました。


これで全部です。少ない。


続きはまた明日以降に。


【関連エントリ】
 ■Amazon Kindle3 まとめエントリ

2010-09-15

Kindle 便利コマンド一覧

Kindle3で役に立ちそうなコマンドをまとめました。
※最終更新日:2010/09/23

【基本機能】
 ・スクリーンショット    Alt + Shift + G
 ・検索フィールド内全削除  Alt + DEL
 ・入力文字高速削除     Alt + Del
 ・ブックマーク       Alt + B
 ・画面リフレッシュ     Alt + G

【画像】
 ・写真の管理
   1,PCからkindle内にpicturesフォルダ作成
   2,画像フォルダをいれる
   3,HOME画面でAlt + zでフォルダが表示される
 ・写真の表示
   拡大 Q
   縮小 W
   戻し E
   回転 R ※左回転みたいです。
   フルスクリーンモード F

【音楽】
 ・MP3再生   Alt + Space
 ・曲スキップ Alt + F)
 ・一時停止  Space

【ゲーム】
 ・マインスイーパー
  Home 画面で、 Alt + Shift + M
 ・五目並べ
  マインスイーパーの起動中にG

【読み上げ】
 ・読上げ Shift + Symbol

【通信関係】
 ・Kindle storeホームページ Alt + HOME


【関連エントリ】
 ■Amazon Kindle3 まとめエントリ

【レビュー】SONY VAIO typeL(GIGA POCKET DIGITAL長期レビュー用に借りたもの)

みんぽすモノフェローズのイベントの、GIGA POCKET DIGITAL長期レビューでSONY VAIO typeLをお借りしていたので簡単にレビューしておこうと思います。


このPCを簡単に説明すると、地デジがきれいで大きな画面(21.5インチ)でみれる本体一体型のデスクトップPCです。同じ名前のモデルで、少し前のキーボード一体型の15インチモデルが好きだったのですが、型落ちしてしまったみたいで残念です。バッテリー内蔵、ハンドル付きでキーボード一体型と非常に「VAIO」らしいモデルだったんですけどね。


閑話休題。

さて、このPCもオプションで色々つけられるのですが、確実につけたいのは地デジチューナーです。タッチパネルのモデルを借りたのは良いんですが、UIが全然練られて無くて全く使いませんでした。関連記事でもそれについて言及してますが、特に必要ないでしょう。

あと、テレビやHDDレコーダーの買い換えも検討されている方は、VAIOを選ぶならSONYのものにすることをお勧めします。DLNAに準拠してるので他社の製品でもLAN経由で接続できるはずなのに、REGZA(東芝)からは認識できなかったんですよね。何でだろう。

気になる点としては、HDDの駆動音がそれなりにある事。本体サイズ的に防振や防音に限界があったのかもしれませんが、画面サイズ的に結構近くで見ることが多いと思うのでこの点は改善されると嬉しいです。とはいえ、ぱそこんとしては十分静音性に配慮されているので合格点はあげられると思います。

ちなみに改善すると「良い」ではなく、なぜ「嬉しい」なのか。それは嫁さんがこのPCにぞっこん惚れ込んでしまい、次期PCとして一気に浮上してきてしまったためです。SONYさんの謀略にまんまとはまった気がします。

みなさんもみんぽすモノフェローズに参加して、ぜひこの罠を体感してみてください(なんかちがうぞ!)私が参加するものはたまたまソニー製品が多いのですが、パソコンだとその傾向があるためで他のカテゴリだと他メーカーのモノも色々企画されています。興味のある型はこちらでどうぞ。 → ■みんぽすモノフェローズ


それではおしまい。

【関連リンク】
■GIGA POCKET DIGITALのフィードバックミーティングに参加してきました。

■【レビュー】GIGA POCKET DIGITAL ファーストインプレッション

2010-09-14

【レビュー】iPadの電子ブックリーダーとしての感想(とりあえず)

しばらく寝かせてあったエントリ、とりあえず掲載します。

我が家に来たiPad君(3G)モデルは、ドキュメントスキャナのCanon DR-150という心強い援軍を得て、日々電子書籍リーダーとしての地位を確立しつつあります。

例えばマンガ。
我が家には保存状態が悪くシミの入った単行本が何冊か有り、こいつらは真っ先に切り刻まれてスキャン→JPEG化→ZIP圧縮という過程を経て、ComicGlassというマンガリーダーで読んでいます。これがとても快適。このソフトで一番気に入っているのは、横にした時の2ページごとのまとめめくり。マンガは見開きページの絵があるので、これがサクサクと出来ると便利なのです。漫画はJPEG等の画像で保存した方が後々分割したり編集も簡単なのでこちらが良さそうな感じです。

次に技術書。
こちらはちょっと古くなったけど手放せないものを、同様に切り刻んでスキャン→透明テキスト入りのPDFファイルとして保存しています。PDFファイルを選んだのは、技術書では用語などを検索する機会が非常に多く、透明テキストを入れられるPDFのほうが便利だからです。これは中島聡さんが作ったCloudReaderで読んでます。ご本人は漫画、PDFファイルビューアーとおっしゃってますが、ComicGlassのようなまとめめくりではなくシームレスにページを読み込むこの方法では、前後のページを確認しながら読む技術書にはピッタリなのです。

同様に小説も透明テキスト入りのPDFファイルとして保存し、CloudReaderで読んでいます。推理ものなどでは前後ページを行き来しながら読む事が多いかと思うのですが、紙の書籍と違い前後のページを自由に行き来できるCloudReaderを使うととても読みやすいです。これは文庫本などには総じて言えます。

で、相性が悪い方も。

意外だったのが雑誌。雑誌は判型が大きいので、それより小さいiPadの画面で表示すると文字がどうしても小さくなってしまいます。特に写真下の説明文などは絶望的。大きな画面ではちゃんと読めているので、このあたりを解決できるアプリが出て来ると面白いです。例えばタップしたところを瞬時に拡大、縮小してくれるとかね。

とにかく読むという点については文句ないツールなんですが、移動時にモノを読むのにはちょっと大きい。特に立って使うには680gというヘビーな重量がネックになっています。この当たりがKindle3の購入に繋がっています。

Kindle3、届いちゃいました。

成田の税関で足止め食らってると思ってたKindle3ですが、昨晩無事届きました。
・・予定より2日も早いです。というか、アメリカの倉庫出発して3日ぐらいしかかかってませんね。
脅威のスピードです。


ステータスもお届済になってました。・・・思いのほかスムーズで拍子抜けです。



とりあえず開封しましたが、詳細はまた明日。。。

【関連エントリ】
 ■Amazon Kindle3 まとめエントリ

2010-09-13

【ニュース】Acer Aspire Revoの新製品発表(ASR3700)

最近全くウォッチしてなかったのですが、Aspire Revoの新製品が出るんですね。最近関連記事のページビューが伸びていたのは機種末期で価格がこなれていたのかも、なんて思いました。

エイサー、ハイパフォーマンスとリビング用のデスクトップPC2機種を発表(CNET JAPAN)


外観についてはASR3600->ASR3610の際には、ほぼ足の変更のみでしたが今回はカラーリングも変更してきましたようです。中身については、手元にある情報ではASR3610からの変更点は以下の通り。

■CPU Atom 330(1.6GHz) -> Atom D525(1.8GHz)
 ※FSBも533MHzから666Mhzに上がって居るようです。これは地味に効く!
■HDD 160GB -> 320GB
 ※容量アップはリビングPCとして、録画PCとして必須項目。これも好材料。

今回もDVD/ブルーレイドライブは非搭載。好敵手のASUS EeeBOXの充実ぶりと比較するとちょっと物足りないかもしれません。

もう少し情報が増えて来たら、他の超コンパクトデスクトップや過去の機種と比較してみようと思います。

【関連リンク】
■Acer Aspire Revo まとめエントリ


エイサー AspireRevo ASR3610-A44
エイサー
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おすすめ度の平均: 4.0
5 HDMIでWUXGA
3 少しくせ者です
4 単原子イオンから多原子イオンに進化したREVO
4 液晶テレビ用のPCに最適です


エイサー AspireRevo ASR3610-A45
エイサー
売り上げランキング: 87906

Kindle3、成田に到着

ケンタッキーからアンカレッジに移動したKindle3ですが、1日で成田まで来たみたいです。


あとは税関の手続きが終われば発送となるはずですが、先人の記録を見る限り2日程度で来るとありましたので、予定通り15日には届くでしょう。

さて、私がKindle3を頼んだ理由ですが、それは電車の中で読める電子ブックリーダーが欲しかったからです。iPadで電子書籍の可能性を感じましたが、重く、大きく、目立つiPadは電車の中で広げるのが難しい。とくに立って使うのは絶望的です。そんな理由なのでサイズがほとんど変わらないKindle DXは補完用の機器としては最初から論外で、日本語対応が正式ではなく、やや大きく重いKindle2でもだめだったのです。

それに対して面積比が半分程度(9.7インチ<->6インチ)、重量は1/3強(680g<->285g)というKindle3ならばいけるかもしれない。と考えたときにこのKindle3がかなり魅力的に感じたのです。そして日本語環境への対応もだいぶ進んだため、ここはひとつ人柱になろうかと考えた次第です。

一度iPadとKindle3についてはその関係性を詳しく書きますが、今日はこの辺で。

【関連エントリ】
 ■Amazon Kindle3 まとめエントリ

2010-09-12

Kindle3、無事出荷されたみたいです。

一昨日出荷予定になったKindle3ですが、翌日の昨日(ややこしいですな)にもう発送されてました。す、素早い。


Tracking Package(荷物を確認する)というボタンをクリックすると現在の状況が表示されます。・・・て、アンカレッジってアラスカじゃないですか。なんでそんなところに。というわけで、See Complete Tracking History(荷物の配送履歴を全部確認する)をクリック。



ケンタッキー州のCampbellsvilleってとこにamazonの倉庫があって、Louisville(ルイビル)国際空港から飛び立ち、経由地のアンカレジに行った、であってるのかな。UPSだったら専用機使ってるはずなのに、直行便が無いんですね。それとも普通の貨物機使ってるのかな?


おそらく日曜日には日本の空港に着くと思うので、税関~自宅まで2日ぐらいで来ちゃうんですね。はやいなー。

まだKindle3買ったこと嫁さんに言ってないのですが、さてなんと言い訳しようか。iPadだけじゃ電子書籍端末の用途が満たせないから買い増ししたんですが、明日言い訳してみよう。。。

【関連エントリ】
 ■Amazon Kindle3 まとめエントリ

2010-09-10

Kindle3を注文中。

新しいKindle 3G + Wi-Fiを先月27日に衝動的にポチッとな、としてしまいました。円高効果で、送料込みの金額でで1$100円ぐらいになったことがでかかったです。

ただしこの新しいKindleは大人気らしく、ずーーーーっと「Not yet Shipped(まだ発送してないぜベイベー!)」とつれなく表示されるのみ。そんな中、ついに本日「Shipping Estimate(発送予定日はこれだぜベイベー!)」と日程がほっこり表示されました。とっても嬉しいです。


iPadの投稿も順調に滞っていますが、合わせ技で投稿を再開します。

ガンバレ、俺。

【関連エントリ】
 ■Amazon Kindle3 まとめエントリ

2010-09-05

Giga Pocket Digital長期レビューを終えて

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このレビューは家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から招待されたセミナーに参加して掲載しています。(詳細は末尾で)



先日、2ヶ月という長期にわたってお借りしていたVAIO typeJを返却しました。


我が家では(確か)2年ぶりという久々の地デジPCでしたが、時代の進化をひしひしと感じたマシンでした。このマシンの評価については別の機会に譲るとして、ここではGiga Pocket Digitalについてまとめます。細かな機能の解説や、指摘については他のレビュアーの方に譲るとして、私は前回引っかかる部分と言った部分について書きます。

なお、今回はサンプル機を貸し出しているということなので安定性についての記述はあてにならない、ということは先に記しておきます。

さて、過去二回のエントリでも書いてきた様に、このGiga Pocket Digitalはとても良くできている地デジ視聴ソフトでした。地デジにありがちなタイムラグをできる限り減らして視聴のストレスを減らしていますし、ユーザーの好みを学習して自動録画する「番組おすすめ」機能や、チャプター再生やダイジェスト再生など忙しい現代人がテレビをより楽しめるための機能もあります。これはおそらく忙しいVAIO開発陣が、「こんな機能あったら便利だぜっ」といって作った機能に違いありません。フィードバックMTのときにそれを強く感じました。

しかし、だからこそ文句が出てしまうということで以下ポイントについて書いていきます。

■結局、Windowsソフトだった

実は私もWindowsを利用するシステムのエンジニアであるためこれを指摘するのは心苦しいのですが、Windowsの仕様に足を引っ張られ過ぎと感じました。

たとえばWindowsUpdateでは重大なバグ対応のアップデートをすると、デフォルト設定では強制的に再起動をします。すると予約がされないのです。。。なんてこったい。

「いや、WindowsUpdateの設定を変更すれば・・・」というのはエンジニア的な言い訳で、通常ユーザーはそんなことを知りませんししません(と思ったほうがいい)。というか、知らない人にも問題なく使えるようしておくべきでしょう。たとえば録画予約が入ったときには強制的にWindowsUpdateの再起動をさせないようにするとか、そういうことはできるわけです。そのためにはセキュリティの対策が落ちるので、ネットの接続を切断し、ユーザーがパソコンを動かしたことを検知したら「再起動します。」といって再起動させて、ウィルススキャンをかませば対策となるわけです。問答無用の再起動はさすがにきつい。。。

また、他の常駐ソフトとの兼ね合いだと思うのですが、録画に失敗したり起動ができないときがありました。これもWindowsのソフトだからしょうがないかなと思いつつも、SONY純正のソフトしかインストールしていない状態でこれはどうなのよと思います(PMBとWALKMANのソフトしか追加してなかった)。

まぁ、このあたりもサンプル機だからかもしれませんし、実際に長く使ってみないとわからない類のもので、Giga Pocket Digitalには非が無いのかもしれません。だからこそ「ああ、Windowsソフトだなぁ」という言葉で片付けてしまったのです。もちろん、良い意味では無いのですが。

■UI(ユーザーインターフェース)が・・・

今回お借りしたのはタッチパネルつきのものでしたが、Giga Pocket Digitalはタッチパネル操作が考えられてないのか各ボタンが小さすぎて使い物になりませんでした。。。Windowsでタッチパネルがなかなか普及しない理由がわかるような気がします。

また、番組表がテレビを起動させないと表示できないようになっています。これはユーザーの声を反映させたからと言うことでしたが、それひょっとしてランチャーをまとめて「見る」「番組表」「録画データ」「設定」として表示させればよかっただけじゃないかとも思います※VAIOは画面上部にMac風なランチャーが存在しています。


きつい言い方ですが、「ユーザーが何を不便と思ったのかちゃんとわかってる?」と感じました。中間MTでの参加者の発言を聞いていた限りでは私だけの意見でもなさそうだったので、スタートボタンにリンクを追加するだけでも効果があるかと思います。

あと、メニューが階層にすっきりとまとめられ、内容を憶えれば「あそこのここにあれがあるな」と理解できるようになっていますが、使いにくい。

これ、頭のいい人が設計すると陥るミスなんですが、ユーザーはもっと怠惰なので、こんな階層構造を覚える前に投げ出します。だから多分テレビのリモコンはあんなにボタンだらけになってるわけで、それに対してGiga Pocket Digitalの操作体系はすっきりとまとめられてしまったために、わかりづらくなってます。

私なりの解決策はあるにはあるんですが、中間MTで話を聞いた限りではいまのSONYじゃ難しいようなのでここでは割愛します。実現不可能な話を書いても仕方ないですし。

■めんどくさい
わかりづらいと気づいた時点で、そういう人はリモコンを使えば良いのかな、と思いました。そのためにボタンだらけのリモコンをつけてるのかな、と。


ところが私はそのリモコンでも、チャンネル操作と録画以外は使いませんでした。あれだけボタンがあっても、先述のVAIOの便利機能が一発で呼び出せないのです。うわ、めんどくさいなぁと思った時点で使う気持ちが失せました(フィードバックが無ければ本当に使わなかったと思います)。

あと、リモコンにWindowsMediaCenterのボタンがついていましたが、Giga Pocket Digitalやその他管理ソフトを充実させているVAIOに必要なんでしょうか。あそこはVAIOのランチャーボタンにすべきでしょう。リモコンのど真ん中、一番目立つ部分にあるんですから。


おそらくこれはWindowsを使う上での縛りだと思います(マイクロソフトならきっとやるでしょう)。でも、WindowsMediaCenterのボタンをつけざるを得ないなら、これをSONY風に使いやすくするってもありだったのではないでしょうか。一台のパソコンに複数の同じ機能を持つソフトが同居している。なんて美しくないことでしょう。

大体、どのボタンを押せばテレビが立ち上がるのかわかりませんでした。聞けばすぐわかることなんでしょうけど、聞かなくても使える簡便さって工業プロダクトではすごく重要だと思うのです。門外漢の私が言うのは釈迦に説法でしょうけど。

■今後、こんな風になるとよいなぁ。

個人的には進化は多機能化ではなく使いやすさに集中させるべきだと思いました。来年の地デジ切り替えに伴い、地デジパソコンの需要はまだまだ延びる要素があると思うのですが、このようなWindowsソフトの状態ではテレビの切り替えとしては難しいです(そんな需要は必要ないのかもしれませんが)。

Giga Pocket DigitalはVAIOという大きな武器を持っています。我が家に貸し出されたVAIO typeJの良さにうちの嫁はすっかりやられてしまい、「今度はこれにしよう」と現在検討中になりました。このソフトが「使いやすく」「わかりやすく」「安定している」のであれば、嫁さんは俺に何も聞くことなくすいすいと使いこなすでしょう。それがGiga Pocket Digitalに必要な進化の方向だと思います。

本当はテレビ視聴についてはWindowsからの脱却を含めての検討をお願いしたいところです。AndroidやLinuxなどを利用してSONY独自OSを作り、そこで動かすGiga Pocket Digitalも用意すればかなり踏み込んだ制御も可能でしょう。Windowsに縛られ無ければリモコンのあのボタンも廃止できます。録画したデータを、Windows側のGiga Pocket Digitalで編集や加工もできるようにすれば、テレビメインのユーザーもWindowsの一部として使いたいユーザーもどちらも満足できるのではないでしょうか。

とはいえそこまでの開発リソースは割くのは難しいと思うので(Windowsの開発資産もかなり持ってるでしょうし)せめてタッチパネル用のUIぐらいは用意してほしいところです。たとえば別の仕事の関係で取材した日本テクトさんのMediPacママというソリューションのUIなんかよくできてました。→これ。

SONYならではのUIをぜひ見てみたいものです。

あと、うっかり書き忘れるところでしたがWalkmanやPSPとの連携についても一言。PSPは持っていたのでWalkman Aシリーズをお借りしたのですが、転送ソフトを探すのに手間取った以外は非常に快適でした。


この最初の躓きを乗り越える必要があるのが、なんとも歯がゆいところなんですよね。使い始められればとても快適ですから。

そんなわけで、Giga Pocket Digitalについてはおしまいです。

【関連リンク】
■GIGA POCKET DIGITALのフィードバックミーティングに参加してきました。

■【レビュー】GIGA POCKET DIGITAL ファーストインプレッション



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