ふと思ったので書き留めておきます。
iPadは本体に外部接続端子やスロットが全くなく、恐らくiPodtouchなどに採用されている30pinの接続端子のみが付いています。この端子にSDカードスロット読込やUSB接続、VGA出力、そしてキーボード付ドックなどを差し込むわけです。
・・・iPodtouchと同じ端子?
今まで接続できなかったキーボードやSDカードが接続できる???
いやー、今まで頑なにどちらも否定し続けていたので可能性は低いと思いますが、ソフトウェア側が対応すればいける、と言うことになったわけで。消極的に待ってみたいと思います。
(2010/06/06追記)
カメラコネクションキットのSDカードとUSB接続アダプタを試してみましたがやっぱり駄目ですね。現段階ではSDカードもUSBも、接続したら「この機器はiPod touchには対応してないのよね」なんて意味のメッセージが出て使えませんでした。
ちなみにiPadでも、SDカードはデジカメで撮影した画像の取り込みが出来るだけ(SD内の写真データのサムネイル表示は不可)、パソコンで作成したフォルダのものは読めないなど、デジカメ連携をするだけのツールでした。ま、カメラコネクションキットなんて名前がついてますから当たり前なんだけど。
USBの方はlenovoトラックポイントキーボードが使えました。ただしタイミングによって認識したりしなかったりするし、「これは対応してない機器でっせ旦那。」的なメッセージも出るのであまり積極的にお勧めできる使い方ではないです。
この辺は詳しいエントリ作りたいなぁ。。。
【関連リンク】
AppleのiPadをいろいろなものと比較してみました
iPadが欲しいとふと考えてしまいました。
→まとめエントリを作成しました。こちら。
HP「PC・デジタルのアンテナ」では、複数ブログやAllAbout、リアルでの活動情報を発信しています。当ブログではデジタルガジェットについての情報を発信していきます。
2013/01/16、パソコンとそれに繋がるものからブログ名を改名しました。
2010-01-29
2010-01-28
AppleのiPadをいろいろなものと比較してみました
(最終更新 2010/02/04)
あちこちでこれでもか!と情報があふれているiPhone、もしくはiPodtouchの(実質上)上位互換製品であるiPad。いつの間にかモバイル系のツールに特化しつつある(本当はもっとパソコンも紹介したいんですけど、なかなか。。。)当ブログでは、今までに紹介してきた製品たちと比較しつつiPadはどんな使い方ができるのか検証しておきます。で、考えれば考えるほど欲しくなってきます。。。不思議。
■iPadの性能まとめ(情報がありしだい随時更新)
・CPUは専用開発のApple A4 1GHz
・保存メモリは16GB・32GB・64GB
・9.7インチのLEDバックライトIPS液晶(すげぇ)
・↑もちろんマルチタッチ
・解像度:1024×768ピクセル
・外部出力時、ドック経由では1024×768固定みたい。
・純正コンポジットケーブルの場合、576p、480p、576i、480i。
・無線LANは802.11(a/b/g/n)対応
・Bluetooth2.1+EDR
・加速度計、電子コンパス(GPSは3Gのみ?)
・スピーカーとマイクもある。通話もOK?
・外寸 242.8 mm×189.7 mm×13.4 mm
・重量 680g(Wi-Fiのみ)730g(3G)
・バッテリー持続は10時間(スタンバイで1ヶ月以上)
・ドックコネクターとACアダプターは同梱される
・ソフト関係では、電子書籍アプリ「iBook」とiPad対応「iWork」が発売されるらしい
・お値段は円換算で約4万4千円ぐらいから。CLUVノートPCぐらいですかね。
・WiFiモデルは60日以内、3Gモデルは90日以内に出荷予定。
日本だとキャリアはやっぱりソフトバンクですかね?
・フラッシュ未対応。これ重要。
■対iPodtouch
まだレビューすら挙げていないですが、12月に購入した身内の敵と比較して見ましょう。
Apple的には別物としていますが、デジタル小物は庶民にはほいほい買えるものではないので
どちらかと迷うだろう、ということで。
・携帯性なら間違いなくiPodtouch。通勤のお供ならこっち。
首都圏なら公衆無線LAN活用でiPhoneじゃなくても結構いける。
・自宅で使うならiPad。やっぱり高解像度と大画面は魅力。
ただしネットブック持ちには競合してしまう。
・キーボード使いたいならiPad。純正でサポートしてきた。
ただしそれならMacBookでもいいか?と個人的には思う。
・年配の方にiPhoneのよさを伝えるならiPad。
画面は大きければ大きいほど喜ばれます(経験上)。
というわけで、大きさが違いすぎて同じ土俵に上がっていないと思います。
■対VAIO typeP(最新型Loox Uも可)
SONYの小型PC最終兵器であるVAIO typePとも比較しておきます。
こいつはパソコンと考えるといろいろ不満はありますが、Windowsが使えるPDAとすると
こんなに便利で所有欲を満たしてくれる製品はありません。
・携帯性はVAIO typeP。けどiPadも悪くない。
・操作の快適性ならiPad。OSから専用品なのでチューニングがばっちり。
VAIO typePは画面も小さく見づらいので要注意。
・フラッシュ使えなきゃヤダ!ならVAIO typeP。
Appleは小型デバイスのフラッシュ採用に消極的なので今後の対応も期待薄です。
・バッテリーの持ちは互角。
どちらもパソコンの代わりにはなりませんが、Windowsで動いているtypePのほうが汎用性あるかも。
但し方向性が違うので比較対象にはならないかも。
■対ネットブック(標準的なもの)
VAIO typePほど尖ってないけど、室内でうろうろ持ち運ぶのに便利なネットブックは
どうでしょうか。
・携帯性はいい勝負。ネット部区は気を使わなくて済むかな?
・価格で選ぶならネットブック。汎用品の部品の集合なので修理も簡単。
・満足度ならiPad。知り合いに自慢しまくれます。
・バッテリーの持ちはiPad。ネットブックにこれを求めてはいけません。
・パソコンとしての機能を求めるならネットブック。iPadは新しいジャンルの製品です。
回転式のタッチパネル液晶を備えているならネットブックでいいと思います。
が、タッチパネル非搭載で主な用途がwebブラウズなど「見る」専門ならiPadが快適です。
というわけでこれも比較になりません。
■対ZAURUS(ちょっと古いけど)
タッチパネル、電子図書ビューア、インターネットなど時代を先取りしていたマシンとの比較。
サイズ以外は惨敗と思いきや、そうでもなかったり。iPodtouchとの戦いでも同じことが言えます。
・携帯性ならZAURUS。大きさが違いすぎます。
・快適なweb環境はiPadの圧勝。比較になりません。
・電子図書の読みやすさは互角。
ZAURUSは小さいくせに640*480と高精細なので馬鹿にできないのです。
・タッチパネルは個人的にはZAURUSの勝ち。
感圧式なのでタッチするデバイスを選ばず、手書き文字入力も快適。
ZAURUSは電子辞書としてのマーケットも一定の成功を収めていますし、実は今まで比較してきた中でいちばん競合する製品です。しかしとっくの昔に開発も生産も販売も終わっている製品ですので、比較するのは間違っているように思います。
■対docomo N-02B(異種格闘)
そもそも比べるのが間違ってますが、一応。
・携帯性はぶっちぎりでN-02B。比べるのが間違ってる。
・電子図書などのビューアならiPad。比べるのが間違ってる。
・インターネット接続は互角?ガラパゴス携帯は使いこなすとすげぇのです。
まぁ、PC用のwebページが見たいのならiPadの3Gモデルでしょうけど。
・基本的には両方持つことをお勧めします。どちらもお互いの代わりにはならないので。
というわけで、基本的には「既存の製品と比較しても何も価値がわからない」といえると思います。個人的にはフラッシュ対応していればパソコンのwebブラウズは完全にカバーできたのに、と思う一方、電子図書ビューアとしての機能を売りにしているので今度どのようなラインアップをそろえられるかがキーだと思います。
ちなみにこれ、マルチタスクじゃないんです。iPodtouchにマルチタスクをバリバリさせている自分には一寸辛いかも。
iPad関連はまとめエントリを作成しましたので、よろしければこちらもどうぞ。
■Apple iPadまとめエントリ
あちこちでこれでもか!と情報があふれているiPhone、もしくはiPodtouchの(実質上)上位互換製品であるiPad。いつの間にかモバイル系のツールに特化しつつある(本当はもっとパソコンも紹介したいんですけど、なかなか。。。)当ブログでは、今までに紹介してきた製品たちと比較しつつiPadはどんな使い方ができるのか検証しておきます。で、考えれば考えるほど欲しくなってきます。。。不思議。
■iPadの性能まとめ(情報がありしだい随時更新)
・CPUは専用開発のApple A4 1GHz
・保存メモリは16GB・32GB・64GB
・9.7インチのLEDバックライトIPS液晶(すげぇ)
・↑もちろんマルチタッチ
・解像度:1024×768ピクセル
・外部出力時、ドック経由では1024×768固定みたい。
・純正コンポジットケーブルの場合、576p、480p、576i、480i。
・無線LANは802.11(a/b/g/n)対応
・Bluetooth2.1+EDR
・加速度計、電子コンパス(GPSは3Gのみ?)
・スピーカーとマイクもある。通話もOK?
・外寸 242.8 mm×189.7 mm×13.4 mm
・重量 680g(Wi-Fiのみ)730g(3G)
・バッテリー持続は10時間(スタンバイで1ヶ月以上)
・ドックコネクターとACアダプターは同梱される
・ソフト関係では、電子書籍アプリ「iBook」とiPad対応「iWork」が発売されるらしい
・お値段は円換算で約4万4千円ぐらいから。CLUVノートPCぐらいですかね。
・WiFiモデルは60日以内、3Gモデルは90日以内に出荷予定。
日本だとキャリアはやっぱりソフトバンクですかね?
・フラッシュ未対応。これ重要。
■対iPodtouch
まだレビューすら挙げていないですが、12月に購入した身内の敵と比較して見ましょう。
Apple的には別物としていますが、デジタル小物は庶民にはほいほい買えるものではないので
どちらかと迷うだろう、ということで。
・携帯性なら間違いなくiPodtouch。通勤のお供ならこっち。
首都圏なら公衆無線LAN活用でiPhoneじゃなくても結構いける。
・自宅で使うならiPad。やっぱり高解像度と大画面は魅力。
ただしネットブック持ちには競合してしまう。
・キーボード使いたいならiPad。純正でサポートしてきた。
ただしそれならMacBookでもいいか?と個人的には思う。
・年配の方にiPhoneのよさを伝えるならiPad。
画面は大きければ大きいほど喜ばれます(経験上)。
というわけで、大きさが違いすぎて同じ土俵に上がっていないと思います。
■対VAIO typeP(最新型Loox Uも可)
SONYの小型PC最終兵器であるVAIO typePとも比較しておきます。
こいつはパソコンと考えるといろいろ不満はありますが、Windowsが使えるPDAとすると
こんなに便利で所有欲を満たしてくれる製品はありません。
・携帯性はVAIO typeP。けどiPadも悪くない。
・操作の快適性ならiPad。OSから専用品なのでチューニングがばっちり。
VAIO typePは画面も小さく見づらいので要注意。
・フラッシュ使えなきゃヤダ!ならVAIO typeP。
Appleは小型デバイスのフラッシュ採用に消極的なので今後の対応も期待薄です。
・バッテリーの持ちは互角。
どちらもパソコンの代わりにはなりませんが、Windowsで動いているtypePのほうが汎用性あるかも。
但し方向性が違うので比較対象にはならないかも。
■対ネットブック(標準的なもの)
VAIO typePほど尖ってないけど、室内でうろうろ持ち運ぶのに便利なネットブックは
どうでしょうか。
・携帯性はいい勝負。ネット部区は気を使わなくて済むかな?
・価格で選ぶならネットブック。汎用品の部品の集合なので修理も簡単。
・満足度ならiPad。知り合いに自慢しまくれます。
・バッテリーの持ちはiPad。ネットブックにこれを求めてはいけません。
・パソコンとしての機能を求めるならネットブック。iPadは新しいジャンルの製品です。
回転式のタッチパネル液晶を備えているならネットブックでいいと思います。
が、タッチパネル非搭載で主な用途がwebブラウズなど「見る」専門ならiPadが快適です。
というわけでこれも比較になりません。
■対ZAURUS(ちょっと古いけど)
タッチパネル、電子図書ビューア、インターネットなど時代を先取りしていたマシンとの比較。
サイズ以外は惨敗と思いきや、そうでもなかったり。iPodtouchとの戦いでも同じことが言えます。
・携帯性ならZAURUS。大きさが違いすぎます。
・快適なweb環境はiPadの圧勝。比較になりません。
・電子図書の読みやすさは互角。
ZAURUSは小さいくせに640*480と高精細なので馬鹿にできないのです。
・タッチパネルは個人的にはZAURUSの勝ち。
感圧式なのでタッチするデバイスを選ばず、手書き文字入力も快適。
ZAURUSは電子辞書としてのマーケットも一定の成功を収めていますし、実は今まで比較してきた中でいちばん競合する製品です。しかしとっくの昔に開発も生産も販売も終わっている製品ですので、比較するのは間違っているように思います。
■対docomo N-02B(異種格闘)
そもそも比べるのが間違ってますが、一応。
・携帯性はぶっちぎりでN-02B。比べるのが間違ってる。
・電子図書などのビューアならiPad。比べるのが間違ってる。
・インターネット接続は互角?ガラパゴス携帯は使いこなすとすげぇのです。
まぁ、PC用のwebページが見たいのならiPadの3Gモデルでしょうけど。
・基本的には両方持つことをお勧めします。どちらもお互いの代わりにはならないので。
というわけで、基本的には「既存の製品と比較しても何も価値がわからない」といえると思います。個人的にはフラッシュ対応していればパソコンのwebブラウズは完全にカバーできたのに、と思う一方、電子図書ビューアとしての機能を売りにしているので今度どのようなラインアップをそろえられるかがキーだと思います。
ちなみにこれ、マルチタスクじゃないんです。iPodtouchにマルチタスクをバリバリさせている自分には一寸辛いかも。
iPad関連はまとめエントリを作成しましたので、よろしければこちらもどうぞ。
■Apple iPadまとめエントリ
2010-01-26
電車に乗る人だと言えない「NetWalkerは文庫本」
流石小飼弾さん、と言いたいところですが。
■Net文庫本 - Sharp NetWalker PC-Z1(404 Blog Not Found 2009/12/30)
NetWalkerを文庫本と見立てるなら、ひとつ足りないものがあります。それは回転式の画面です。くるっとひっくり返して、ビューアスタイルにすることが出来るアレです。最近の超小型パソコンでは工人舎のPAシリーズやひとつ前の富士通のLOOX U等が採用していましたが、コスト高の原因になったり薄型化が難しいなどの問題があるためか、このNetWalkerや最新のLOOX U、工人舎のPMシリーズなどは全てオーソドックスなスタイルのものになってしまっています。しかしこれらはせっかくの小型ボディのメリットをスポイルしてしまっているように感じます。
それを最も感じる状況が電車、特に満員電車の中です。日本の通勤事情は満員電車抜きには語れず、そんな中ハタ迷惑なのを無視して新聞を大股開きでめくるおっさん(いや、最近は女性もいますが)とか、ゲームに集中する若人(というかおっさん)などがいらっしゃいます。
そんな中に紛れて文庫本をたしなむ読書家などがいらっしゃいますが、文庫本は(うまく持てば)片手でもてるため、上記の方々と違いそれほど邪魔になりません。また文字が小さいため、満員電車で顔に近い状態が実は読みやすかったりもします。
が、NetWalkerではそうはいきません。たしかにサイズは大型の文庫本ほどですが、縦に開いて持つと操作ができませんし、邪魔。昔同じSharpから発売されていたZAURUSのSLシリーズは、電子図書を画面をひっくり返したビューアスタイルのまま表示が出来るようになっていました。
しかもボディサイドのジョグダイヤルでページ送りが出来るため、指の操作も最小限で済みます。今流行のiPhoneでは指で大きくフリップさせる必要があるため、読書を楽しむだけならZAURUSのSLシリーズには敵わないと個人的には思っています。そんな先進的なマシンを数年前に発売していたSHARPが作ったNetWalkerなので、どうしても評価が辛口になってしまいます。
布団で寝っ転がったり室内で持ち歩くには確かに文庫本のような使い勝手がありますが、通勤途中でモバイルを楽しむには回転式の画面はちょっと重要なのでは?なんて思ったりしました。
■Net文庫本 - Sharp NetWalker PC-Z1(404 Blog Not Found 2009/12/30)
NetWalkerを文庫本と見立てるなら、ひとつ足りないものがあります。それは回転式の画面です。くるっとひっくり返して、ビューアスタイルにすることが出来るアレです。最近の超小型パソコンでは工人舎のPAシリーズやひとつ前の富士通のLOOX U等が採用していましたが、コスト高の原因になったり薄型化が難しいなどの問題があるためか、このNetWalkerや最新のLOOX U、工人舎のPMシリーズなどは全てオーソドックスなスタイルのものになってしまっています。しかしこれらはせっかくの小型ボディのメリットをスポイルしてしまっているように感じます。
それを最も感じる状況が電車、特に満員電車の中です。日本の通勤事情は満員電車抜きには語れず、そんな中ハタ迷惑なのを無視して新聞を大股開きでめくるおっさん(いや、最近は女性もいますが)とか、ゲームに集中する若人(というかおっさん)などがいらっしゃいます。
そんな中に紛れて文庫本をたしなむ読書家などがいらっしゃいますが、文庫本は(うまく持てば)片手でもてるため、上記の方々と違いそれほど邪魔になりません。また文字が小さいため、満員電車で顔に近い状態が実は読みやすかったりもします。
が、NetWalkerではそうはいきません。たしかにサイズは大型の文庫本ほどですが、縦に開いて持つと操作ができませんし、邪魔。昔同じSharpから発売されていたZAURUSのSLシリーズは、電子図書を画面をひっくり返したビューアスタイルのまま表示が出来るようになっていました。
しかもボディサイドのジョグダイヤルでページ送りが出来るため、指の操作も最小限で済みます。今流行のiPhoneでは指で大きくフリップさせる必要があるため、読書を楽しむだけならZAURUSのSLシリーズには敵わないと個人的には思っています。そんな先進的なマシンを数年前に発売していたSHARPが作ったNetWalkerなので、どうしても評価が辛口になってしまいます。
布団で寝っ転がったり室内で持ち歩くには確かに文庫本のような使い勝手がありますが、通勤途中でモバイルを楽しむには回転式の画面はちょっと重要なのでは?なんて思ったりしました。
2010-01-25
数字で分かる「Nikon D90」の立ち位置
ちょっと古くなってしまいましたが、掲載したかったエントリなので載せておきます。
BCNで昨年度のカメラランキングを見ていて、つくづくNikon D90ってのは良いカメラだなと思ってしまいました。
■2009年、売れたデジタル一眼カメラはコレだ! ユニークなモデルも登場(BCNランキング 2009/12/28)
中級機という位置づけながら、Canonの入門機ワンツー体制(EOS Kiss X3(15.9%)、EOS Kiss X2(13.2%))の下、3位にシェア9.1%で食い込んでいます。比較対象にされるCanonの中級機「50D」がシェア3.5%で8位と、その差は歴然。同じくNikonの入門機であるD5000、D60、D40が4位~6位と続き、それぞれのシェアは6.6%、5.4%、5.1%とこれらともけっこうな差が付いています。
数字上ではD5000とは性能的にそれほど差はなく、D60やD40とは値段が倍近く違うこのカメラが何故それらを上回れるかというと、それはもう「使い勝手」と「性能」、そして価格のバランスの良さが高いとしか言えません。それはそのままワンツーを飾ったEOS Kissシリーズにも言えますが、これらは中級機を食う実力をもつ初級機であるのに対し、D90は中級機を初心者にも使えるように配慮した機種。デジイチを使いこなせるようになったとき、D90はそのまま行けるでしょう。
1年以上前に発売された機種の人気が根強く、08年3月に発売のキヤノン「EOS Kiss X2」(2位)や08年2月発売のニコン「D60」がランキング入り
Amazonでの価格もこなれている今、買い時なのは間違いないのですが年末の買い物三昧で原資がないんですよね。とほほ。
ちなみにお勧めは以下のVR18-105mmレンズキットです。本当はVR18-200mm、といきたいところですが価格も高く、レンズが重い。それに比べ18-105mmレンズはボディがプラスチック製で取り回しが軽く、同時発売のある意味D90チューニングが施されたレンズなので相性も抜群です。予算に余裕があり重さに耐えられるならVR18-200mmレンズキット、ベストバランスはVR18-105mmレンズキット。望遠レンズはVR70-300のレンズがコストパフォーマンスが高くおすすめです。
いいカメラですね。
満足です
カメラを必要としない人のためのD90
小さなボディに漲る知性
いいカメラですね。
満足です
カメラを必要としない人のためのD90
小さなボディに漲る知性
D700との愛称はいいですね。
携帯性、品質、コストパフォーマンス最高です。
優秀だと思います
凄いです
BCNで昨年度のカメラランキングを見ていて、つくづくNikon D90ってのは良いカメラだなと思ってしまいました。
■2009年、売れたデジタル一眼カメラはコレだ! ユニークなモデルも登場(BCNランキング 2009/12/28)
中級機という位置づけながら、Canonの入門機ワンツー体制(EOS Kiss X3(15.9%)、EOS Kiss X2(13.2%))の下、3位にシェア9.1%で食い込んでいます。比較対象にされるCanonの中級機「50D」がシェア3.5%で8位と、その差は歴然。同じくNikonの入門機であるD5000、D60、D40が4位~6位と続き、それぞれのシェアは6.6%、5.4%、5.1%とこれらともけっこうな差が付いています。
数字上ではD5000とは性能的にそれほど差はなく、D60やD40とは値段が倍近く違うこのカメラが何故それらを上回れるかというと、それはもう「使い勝手」と「性能」、そして価格のバランスの良さが高いとしか言えません。それはそのままワンツーを飾ったEOS Kissシリーズにも言えますが、これらは中級機を食う実力をもつ初級機であるのに対し、D90は中級機を初心者にも使えるように配慮した機種。デジイチを使いこなせるようになったとき、D90はそのまま行けるでしょう。
1年以上前に発売された機種の人気が根強く、08年3月に発売のキヤノン「EOS Kiss X2」(2位)や08年2月発売のニコン「D60」がランキング入り
Amazonでの価格もこなれている今、買い時なのは間違いないのですが年末の買い物三昧で原資がないんですよね。とほほ。
ちなみにお勧めは以下のVR18-105mmレンズキットです。本当はVR18-200mm、といきたいところですが価格も高く、レンズが重い。それに比べ18-105mmレンズはボディがプラスチック製で取り回しが軽く、同時発売のある意味D90チューニングが施されたレンズなので相性も抜群です。予算に余裕があり重さに耐えられるならVR18-200mmレンズキット、ベストバランスはVR18-105mmレンズキット。望遠レンズはVR70-300のレンズがコストパフォーマンスが高くおすすめです。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D90 AF-S DX 18-105 VRレンズキット D90LK18-105
posted with amazlet at 10.01.25
ニコン (2008-09-19)
売り上げランキング: 1274
売り上げランキング: 1274
おすすめ度の平均:
CanonとNikonいいカメラですね。
満足です
カメラを必要としない人のためのD90
小さなボディに漲る知性
Nikon デジタル一眼レフカメラ D90 AF-S DX 18-200 VRIIレンズキット D90LK18-200II
posted with amazlet at 10.01.25
ニコン (2009-09-04)
売り上げランキング: 34022
売り上げランキング: 34022
おすすめ度の平均:
CanonとNikonいいカメラですね。
満足です
カメラを必要としない人のためのD90
小さなボディに漲る知性
Nikon AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G (IF)
posted with amazlet at 10.01.25
ニコン (2006-12-07)
売り上げランキング: 989
売り上げランキング: 989
おすすめ度の平均:
NIKKORの良心D700との愛称はいいですね。
携帯性、品質、コストパフォーマンス最高です。
優秀だと思います
凄いです
2010-01-22
ニュース:ネットトップ元祖は弱点をよく分かっていた:EeeBox 1501、光学ドライブ内蔵で発売!!!
当ブログは昨年夏頃からAspire Revo一色(ビューの半分以上はこれ)のブログでしたが、先日のAspire Revo関係のエントリ更新ストップを待っていたかのように元祖ネットトップが、私がいちばん不満にしていた問題点を解消してきました。
一昨年のネットトップ元祖EeeBox、昨年のIONプラットフォーム採用で大幅パワーアップのAspire Revoと進化を続けてきたネットブックは、今年はこのEeeBox 1501によって「光学ドライブ」という新たな武器を手に入れ、更なる進化を遂げる事になるでしょう。というか、遂げたと言って良いと思います。
■デュアルコアAtomとION採用ミニデスクトップEeeBox 1501、4万9800円(engadget Japanese)
まずは性能のおさらいから。
サイズで判明しているのは幅39mm・体積約 1.5リットル・重さ約1.2kg。
初代EeeBoxと比較すると幅26.9mm×奥行き222mm×高さ178mm、重さ1.16kgとなっていますので、ドライブの増加をうまく吸収しつつやや大きくなった感じです。
CPUにはパワーアップしたAspire Revo R3610同様、デュアルコアのAtom 330を採用。もちろんグラフィックはNVIDIA IONチップセットの9400GM相当の性能になっていますので、今回から標準装備となった背面のHDMIポートで地デジテレビ接続が可能です。
メモリは2GBと倍増し、HDD容量も80GBから250GBとほぼ3倍に増加。これをWindows 7 Home Premium 32ビット版で動かします。
拡張性については、フロントカバーが廃止されアクセスがしやすくなった前面にはUSB×2、メディアカードスロット(メモリースティックも読みこめる奴かな?)に光学ドライブ(DVDスーパーマルチドライブ)が追加されています。背面には他にもUSB×4、D-sub端子、e-SATA端子とギガビットイーサ端子が確認できます。無線LANも802.11b/g/nに対応して抜かりはありません。
デザインも初代のユニバーサル的なものから、エッジの効いたスタイリッシュなものに変更されています。これにワイヤレスのキーボードとマウス、リモコンでマルチメディア使いには死角無し。昨日紹介したlenovo Mini Wireless Keyboardと組み合わせたら鬼に金棒です。
ネットトップ元祖の面子にかけて、Aspire Revoに持っていかれた客層を全て取り戻せる意欲的な製品ではないでしょうか。
なお、全体像は一番最後のリンクが充実しています(engadgetは前面しか確認出来ない)。
お値段は引用のengadgetにもあるように49800円。1月30日から発売予定ってことなので早速予約、と行きたいところですが海外ではブルーレイ搭載も確認されたとの噂があるので、恐らくメモリ容量の大きい上位バージョンにブルーレイを搭載したモデルが用意されるのではないでしょうか。
飛びつきたいのをこらえてぐっと我慢です(原資もないし←こればっか)。
【参考リンク】
■Asus Eee Box EB1501 Hands On
画像が豊富。全景が気になる方はこちらをどうぞ。
昨年10月のエントリですね。全然気が付かなかった。。。
■ASUS Eee Box 202(ASUS)
現行モデルのページです。1501はまだ用意されてないみたい。
【関連エントリ】
■今さらですが、新しいAspire Revo, R3610の購入は見送ります。
■Acer Aspire Revo まとめページ
■小型デスクトップは便利 まとめエントリ
一昨年のネットトップ元祖EeeBox、昨年のIONプラットフォーム採用で大幅パワーアップのAspire Revoと進化を続けてきたネットブックは、今年はこのEeeBox 1501によって「光学ドライブ」という新たな武器を手に入れ、更なる進化を遂げる事になるでしょう。というか、遂げたと言って良いと思います。
■デュアルコアAtomとION採用ミニデスクトップEeeBox 1501、4万9800円(engadget Japanese)
まずは性能のおさらいから。
サイズで判明しているのは幅39mm・体積約 1.5リットル・重さ約1.2kg。
初代EeeBoxと比較すると幅26.9mm×奥行き222mm×高さ178mm、重さ1.16kgとなっていますので、ドライブの増加をうまく吸収しつつやや大きくなった感じです。
CPUにはパワーアップしたAspire Revo R3610同様、デュアルコアのAtom 330を採用。もちろんグラフィックはNVIDIA IONチップセットの9400GM相当の性能になっていますので、今回から標準装備となった背面のHDMIポートで地デジテレビ接続が可能です。
メモリは2GBと倍増し、HDD容量も80GBから250GBとほぼ3倍に増加。これをWindows 7 Home Premium 32ビット版で動かします。
拡張性については、フロントカバーが廃止されアクセスがしやすくなった前面にはUSB×2、メディアカードスロット(メモリースティックも読みこめる奴かな?)に光学ドライブ(DVDスーパーマルチドライブ)が追加されています。背面には他にもUSB×4、D-sub端子、e-SATA端子とギガビットイーサ端子が確認できます。無線LANも802.11b/g/nに対応して抜かりはありません。
デザインも初代のユニバーサル的なものから、エッジの効いたスタイリッシュなものに変更されています。これにワイヤレスのキーボードとマウス、リモコンでマルチメディア使いには死角無し。昨日紹介したlenovo Mini Wireless Keyboardと組み合わせたら鬼に金棒です。
ネットトップ元祖の面子にかけて、Aspire Revoに持っていかれた客層を全て取り戻せる意欲的な製品ではないでしょうか。
なお、全体像は一番最後のリンクが充実しています(engadgetは前面しか確認出来ない)。
お値段は引用のengadgetにもあるように49800円。1月30日から発売予定ってことなので早速予約、と行きたいところですが海外ではブルーレイ搭載も確認されたとの噂があるので、恐らくメモリ容量の大きい上位バージョンにブルーレイを搭載したモデルが用意されるのではないでしょうか。
飛びつきたいのをこらえてぐっと我慢です(原資もないし←こればっか)。
【参考リンク】
■Asus Eee Box EB1501 Hands On
画像が豊富。全景が気になる方はこちらをどうぞ。
昨年10月のエントリですね。全然気が付かなかった。。。
■ASUS Eee Box 202(ASUS)
現行モデルのページです。1501はまだ用意されてないみたい。
【関連エントリ】
■今さらですが、新しいAspire Revo, R3610の購入は見送ります。
■Acer Aspire Revo まとめページ
■小型デスクトップは便利 まとめエントリ
2010-01-21
リビングパソコン用入力デバイスの決定版!? lenovo QWERTYキー+トラックボール リモコン
海外で発売されたニュースは知っていましたが、どうやら並行輸入で日本でも入手可能になるようです。
■グリップ付きのハンディキーボードが近日入荷 片手でも両手でも操作可能(AKIBA PC HOTLINE)
確かengadgetでこちらの商品のニュースを見たとき「日本じゃ絶対発売しないだろうな」と諦めていたので買おうかどうしようか激しく迷い中(最近、ものを買いすぎなんですよね・・・)
機能としてはおそらくWindows Mobile何かで使われている汎用の小型QWERTYキーボードとトラックボールを無線で飛ばすというもの。形状がなんとなく任天堂のちょっと前のゲーム機の奴に似ているような。
パソコン側には化なり小型なUSBレシーバを介して通信するようです。画像を見る限り音量や再生ボタンなどのマルチメディアキーも搭載していますので、Aspire Revoのようなテレビ接続を前提としたネットトップの入力装置としてはなかなか良いんじゃ無いでしょうか。できればテレビリモコン機能も備われば完璧ですが、SONYや東芝など、パソコンもテレビも造っているメーカーならすぐに作れるんじゃないでしょうか。特にSONYはPS3も操作出来るようにしたら、かなり便利だと思うんですけど。
なお、輸入代理店は三月兎(さんがつうさぎ)というお店らしいです。ネットからの注文は以下からどうぞ。
■レノボ QWERTYキー+トラックボール リモコン【予約】
■グリップ付きのハンディキーボードが近日入荷 片手でも両手でも操作可能(AKIBA PC HOTLINE)
確かengadgetでこちらの商品のニュースを見たとき「日本じゃ絶対発売しないだろうな」と諦めていたので買おうかどうしようか激しく迷い中(最近、ものを買いすぎなんですよね・・・)
機能としてはおそらくWindows Mobile何かで使われている汎用の小型QWERTYキーボードとトラックボールを無線で飛ばすというもの。形状がなんとなく任天堂のちょっと前のゲーム機の奴に似ているような。
パソコン側には化なり小型なUSBレシーバを介して通信するようです。画像を見る限り音量や再生ボタンなどのマルチメディアキーも搭載していますので、Aspire Revoのようなテレビ接続を前提としたネットトップの入力装置としてはなかなか良いんじゃ無いでしょうか。できればテレビリモコン機能も備われば完璧ですが、SONYや東芝など、パソコンもテレビも造っているメーカーならすぐに作れるんじゃないでしょうか。特にSONYはPS3も操作出来るようにしたら、かなり便利だと思うんですけど。
なお、輸入代理店は三月兎(さんがつうさぎ)というお店らしいです。ネットからの注文は以下からどうぞ。
■レノボ QWERTYキー+トラックボール リモコン【予約】
2010-01-20
lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その3
ThinkPadイベント参加のエントリ、だいぶ遅くなりましたが最後に取り上げるのはX100eです。実は今回私が参加した目的はこれでした。サイズ的にX61のリプレースが行けるんじゃないかと(性能は難しいですが)というわけで、常に「X61と比較したらどうか」と考えながらチェックしてきました。
■携帯性
B5モバイルのX61の後継として考える上で、携帯性は真っ先に考慮すべきポイントです。というわけで、まずは私物のX61(大容量バッテリー)とX100e(同じく大容量バッテリー)の比較写真です。
電池食いのX61では、このようにイベント会場などの電源があてにできない環境では大容量バッテリーは必須ですが、X100eも大容量バッテリーで公称5時間と、モバイル環境ではどちらも大容量バッテリーは必須のようです。
しかし11.6ワイド画面のX100eは12.1 4:3画面のX61と比べ奥行きがかなり少ないです。幅こそ微妙に大きいのですが、厚みもさほど変わりませんし、重量も大容量バッテリー接続で約1.5kgとX61標準パッケージ程度に収まっています。持ち運び性能については事前の期待通り良好でした(あくまでもX61比較ですが)。
ちなみに私はパームレスト部分の端をつまんで片手で持ち上げる事が多いのですが、この持ち方だと奥行きがない分軽く感じます。この持ち方では重量物のバッテリーが一番向こう側になるので、てこの原理で重く感じちゃうんですよね。
■堅牢製
タフモバイルPCとして、敵はLet's Noteぐらいしか思い付かないThinkPad。ThinkPadの堅牢製に慣れた人が安価なネットブックを使ったところ(メーカー名は伏せますが)いつの間にか液晶が割れたとトラブルを持ち込んでなったので、他人に勧めるにもここは気になる部分です。
で、このX100eは以下の分解写真だけでは分かりにくいと思うのですが、安い素材を使って上手に強度を出しています。
内部にツーバイフォー住宅のように上下のパネルを繋ぐ構造としたり、天板を外側に3mmほど膨らませる事で耐圧力製を高めるなど、安価な素材の弱点を知恵で克服しているのは先のエントリに書いたとおりです。そういや、Let's Noteのボンネット天板も構造で強度を出しているので、形状って重要なんだなぁと思いました。
また、ハードディスクも取り付けねじを一個減らしたらうまく衝撃を吸収できるようになった等、硬きゃいいってものじゃない裏話もでてきたり。力を逃がすため意図的に強度の弱い部分を作るというのは車の車体を作る際には重要な要素だったりしますが、パソコンでも同じなんだと変なところで感心してしまいました。
あと、地道すぎて誰も気づかないだろう、というのがトラックポイント周り。ThinkPadのアイデンティティーでもあるこのポインティングデバイスは、キーボードから上にはみ出しているので天板に強い衝撃を受けた際真っ先に触れてしまいます。その分画面との間に余裕を持たせて設計をするのが常なのに、X100eではそれが許されない。というわけで、構造そのものを工夫してトラックポイントに出っ張りを0.5mm減らしたそうです。キーボードもストロークを0.5mm減らしていますので、結果1mmの余裕を生み出し、それを画面保護のクッション空間に当てたと。たった1mmと言われそうですが、限界を責めているノートPCの厚さで1mm削るのがどれだけ大変かは声を大にして伝えておきたいところです。
■性能
メインマシンのX61のリプレース候補として見るので、これは外せません。CPUはAMD社のAthlon Neo NV-40 1.6GHzのシングルコアなので高い負荷を必要とする作業には絶対不向きです。しかしAMD社のCPUはIntel社のCPUと違い、データ転送速度のFSB周波数に足を引っ張られにくい特徴を持っています。これに統合チップセットとしては高い画面描画機能を持つ最新のVision ProプラットフォームをおごられたX100eは、数世代前のFSB周波数と画面描画機能のAtomプロセッサと比較して画面描画の性能が必要なWindows7環境では間違いなく上を行くでしょう。2月上旬にお借りできることになっていますが、写真のレタッチや動画再生でどこまでパフォーマンスを示してくれるのか非常に楽しみです。
ちなみにAtomプロセッサでは使用可能なメモリ容量に壁があり、64bitOSを使っても4GBを使い切れないと言う問題があるようですが、AMDの技術者の方に話を聞いたところこのような問題は無いとおっしゃっていました。OS側に3GBの壁があるとは言え全部使えないというのはどうかな、と思っていたのでこれも好評価ポイントです。こんなところにもAMDプラットフォームを採用した恩恵がありました。
■キーボードとポインティングデバイス
ThinkPadを語る上で、これは外せませないでしょう。今回、Xシリーズとして初採用のアイソレーションキーボードとブルジョアモデルのX300以外では初採用のタッチパッド併用のトラックポイントは気になる部分でしたし、実際気になっている方も多いと思います。
しかし実際に使って見たら、結果的には「こりゃイイ!」と不安はどこかに行ってしまうほどの出来映えでした。そういや、技術者の方が懇切丁寧に説明していましたが、それだけ説明するネタがあるのも頷ける出来です。
まずキータッチですが、2mmと0.5mm少なくした事によりThinkPad独特の入力感は影を潜めています。しかしアイソレーションキーボードで多いぺらぺらとした打鍵感ではなく、心地よい反発力のある「ThinkPadらしい」キータッチなのです。キートップもフラットではなくわずかに凹みを持たせているため指先がキーを認識しやすく、また滑りません。
アイソレーション化した事により副産物として産まれたのがトラックポイント周りのキーの打ちやすさ。私はブラインドタッチが出来ないので指がトラックポイントを超えて「H」や「G」を打つのですが、よく指に引っかかります(試してみると分かると思います)。それがトラックポイントの出っ張りも減った事と相まって、上記のキーが非常に打ちやすい。より幅広い方にThinkPadを使ってもらおうという試みの中で、この部分についてはタッチ&トライ等のキャンペーンをしてトラックポイントが邪魔にならない事をアピールして欲しい、なんて思ったりしました。
あと、トラックポイントのキャップは従来のものが使えるようです。私はクラシックドーム派なのですが、トラックポイントキーボードを購入した際、付属品にクラシックドームが入っていなかったため愕然としました。最近単品売りをしないので(これはおかしいよ!!!)結局ヤフオクで入手して差し替えました。
X100eは高さが低くなったという事で、もし標準でクラシックドームが付いていないと使えないんじゃないかとドキドキしたのですが心配が杞憂に終わってホッとしました。
■まとめ
というわけで物欲を強力に刺激する製品に仕上がっていたX100eですが、X61のリプレースが出来るかというと私のヘビーな使用環境に何処まで耐えるか(負荷が高すぎるのか、今までにもパソコンを「壊して」買い換えてるんですよね)お借りした際に確認してみたい所です。私は動画編集などは行わないのでCPUにそれほどとんがった性能は求めないのですが、とにかく複数のマルチタスクをさせるのでシングルコアのNV-40がどれだけ耐えてくれるか、と言う部分を重点的に確認しようと思っています<こんな事書いたら貸してくれないかも。。。
これでMTの報告も終わりです。最後に、貴重な場を提供してくださったAMNの皆様と、素人の質問にも丁寧に答えてくださったlenovoとAMDの方々に深く感謝を表して終わりにしたいと思います。
次はX100eのレビューで!
【関連リンク】
・lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その1
・lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その2
・ふたを開けたらちゃんとThinkPadでした。X100e,Edge13
・ThinkPad X61のある生活 まとめエントリ
■携帯性
B5モバイルのX61の後継として考える上で、携帯性は真っ先に考慮すべきポイントです。というわけで、まずは私物のX61(大容量バッテリー)とX100e(同じく大容量バッテリー)の比較写真です。
電池食いのX61では、このようにイベント会場などの電源があてにできない環境では大容量バッテリーは必須ですが、X100eも大容量バッテリーで公称5時間と、モバイル環境ではどちらも大容量バッテリーは必須のようです。
しかし11.6ワイド画面のX100eは12.1 4:3画面のX61と比べ奥行きがかなり少ないです。幅こそ微妙に大きいのですが、厚みもさほど変わりませんし、重量も大容量バッテリー接続で約1.5kgとX61標準パッケージ程度に収まっています。持ち運び性能については事前の期待通り良好でした(あくまでもX61比較ですが)。
ちなみに私はパームレスト部分の端をつまんで片手で持ち上げる事が多いのですが、この持ち方だと奥行きがない分軽く感じます。この持ち方では重量物のバッテリーが一番向こう側になるので、てこの原理で重く感じちゃうんですよね。
■堅牢製
タフモバイルPCとして、敵はLet's Noteぐらいしか思い付かないThinkPad。ThinkPadの堅牢製に慣れた人が安価なネットブックを使ったところ(メーカー名は伏せますが)いつの間にか液晶が割れたとトラブルを持ち込んでなったので、他人に勧めるにもここは気になる部分です。
で、このX100eは以下の分解写真だけでは分かりにくいと思うのですが、安い素材を使って上手に強度を出しています。
内部にツーバイフォー住宅のように上下のパネルを繋ぐ構造としたり、天板を外側に3mmほど膨らませる事で耐圧力製を高めるなど、安価な素材の弱点を知恵で克服しているのは先のエントリに書いたとおりです。そういや、Let's Noteのボンネット天板も構造で強度を出しているので、形状って重要なんだなぁと思いました。
また、ハードディスクも取り付けねじを一個減らしたらうまく衝撃を吸収できるようになった等、硬きゃいいってものじゃない裏話もでてきたり。力を逃がすため意図的に強度の弱い部分を作るというのは車の車体を作る際には重要な要素だったりしますが、パソコンでも同じなんだと変なところで感心してしまいました。
あと、地道すぎて誰も気づかないだろう、というのがトラックポイント周り。ThinkPadのアイデンティティーでもあるこのポインティングデバイスは、キーボードから上にはみ出しているので天板に強い衝撃を受けた際真っ先に触れてしまいます。その分画面との間に余裕を持たせて設計をするのが常なのに、X100eではそれが許されない。というわけで、構造そのものを工夫してトラックポイントに出っ張りを0.5mm減らしたそうです。キーボードもストロークを0.5mm減らしていますので、結果1mmの余裕を生み出し、それを画面保護のクッション空間に当てたと。たった1mmと言われそうですが、限界を責めているノートPCの厚さで1mm削るのがどれだけ大変かは声を大にして伝えておきたいところです。
■性能
メインマシンのX61のリプレース候補として見るので、これは外せません。CPUはAMD社のAthlon Neo NV-40 1.6GHzのシングルコアなので高い負荷を必要とする作業には絶対不向きです。しかしAMD社のCPUはIntel社のCPUと違い、データ転送速度のFSB周波数に足を引っ張られにくい特徴を持っています。これに統合チップセットとしては高い画面描画機能を持つ最新のVision ProプラットフォームをおごられたX100eは、数世代前のFSB周波数と画面描画機能のAtomプロセッサと比較して画面描画の性能が必要なWindows7環境では間違いなく上を行くでしょう。2月上旬にお借りできることになっていますが、写真のレタッチや動画再生でどこまでパフォーマンスを示してくれるのか非常に楽しみです。
ちなみにAtomプロセッサでは使用可能なメモリ容量に壁があり、64bitOSを使っても4GBを使い切れないと言う問題があるようですが、AMDの技術者の方に話を聞いたところこのような問題は無いとおっしゃっていました。OS側に3GBの壁があるとは言え全部使えないというのはどうかな、と思っていたのでこれも好評価ポイントです。こんなところにもAMDプラットフォームを採用した恩恵がありました。
■キーボードとポインティングデバイス
ThinkPadを語る上で、これは外せませないでしょう。今回、Xシリーズとして初採用のアイソレーションキーボードとブルジョアモデルのX300以外では初採用のタッチパッド併用のトラックポイントは気になる部分でしたし、実際気になっている方も多いと思います。
しかし実際に使って見たら、結果的には「こりゃイイ!」と不安はどこかに行ってしまうほどの出来映えでした。そういや、技術者の方が懇切丁寧に説明していましたが、それだけ説明するネタがあるのも頷ける出来です。
まずキータッチですが、2mmと0.5mm少なくした事によりThinkPad独特の入力感は影を潜めています。しかしアイソレーションキーボードで多いぺらぺらとした打鍵感ではなく、心地よい反発力のある「ThinkPadらしい」キータッチなのです。キートップもフラットではなくわずかに凹みを持たせているため指先がキーを認識しやすく、また滑りません。
アイソレーション化した事により副産物として産まれたのがトラックポイント周りのキーの打ちやすさ。私はブラインドタッチが出来ないので指がトラックポイントを超えて「H」や「G」を打つのですが、よく指に引っかかります(試してみると分かると思います)。それがトラックポイントの出っ張りも減った事と相まって、上記のキーが非常に打ちやすい。より幅広い方にThinkPadを使ってもらおうという試みの中で、この部分についてはタッチ&トライ等のキャンペーンをしてトラックポイントが邪魔にならない事をアピールして欲しい、なんて思ったりしました。
あと、トラックポイントのキャップは従来のものが使えるようです。私はクラシックドーム派なのですが、トラックポイントキーボードを購入した際、付属品にクラシックドームが入っていなかったため愕然としました。最近単品売りをしないので(これはおかしいよ!!!)結局ヤフオクで入手して差し替えました。
X100eは高さが低くなったという事で、もし標準でクラシックドームが付いていないと使えないんじゃないかとドキドキしたのですが心配が杞憂に終わってホッとしました。
■まとめ
というわけで物欲を強力に刺激する製品に仕上がっていたX100eですが、X61のリプレースが出来るかというと私のヘビーな使用環境に何処まで耐えるか(負荷が高すぎるのか、今までにもパソコンを「壊して」買い換えてるんですよね)お借りした際に確認してみたい所です。私は動画編集などは行わないのでCPUにそれほどとんがった性能は求めないのですが、とにかく複数のマルチタスクをさせるのでシングルコアのNV-40がどれだけ耐えてくれるか、と言う部分を重点的に確認しようと思っています<こんな事書いたら貸してくれないかも。。。
これでMTの報告も終わりです。最後に、貴重な場を提供してくださったAMNの皆様と、素人の質問にも丁寧に答えてくださったlenovoとAMDの方々に深く感謝を表して終わりにしたいと思います。
次はX100eのレビューで!
【関連リンク】
・lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その1
・lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その2
・ふたを開けたらちゃんとThinkPadでした。X100e,Edge13
・ThinkPad X61のある生活 まとめエントリ
2010-01-16
lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その2
というわけで、前回に引き続きlenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える、のレポートをしていきます。
今回はおそらくThinkPadとしてはチャレンジングな機種であるEdge13のほうを。
ちなみに今回発表された2機種、以前のエントリふたを開けたらちゃんとThinkPadでした。X100e,Edge13でコストダウンの手法をAMDプラットフォームプラットフォームを採用したためとしてしまいましたが、海外ではIntelプラットフォームも既に存在しているためそれだけではありませんでした。すいません。コストダウンの元は、説明を聞く限り筐体や製造方法を見直した事によるものが大きいようです。まずはその辺の説明から。
ThinkPadといえば取り扱いに繊細な神経を使うVAIO type Pとはちがい(その分違う魅力がありますけどね!)、堅牢、耐久性に優れケースに入れなくても安心して満員電車で闘えるタフネスさが売りのひとつです。これを解決するために軽量かつ高剛性のマグネシウム合金をフレームに使ったり、カーボンファイバーをおごってみたり、素材にもお金がかかっている機種が多いのです。X300なんかはまさにその典型でした。
しかし今回は「安く良い物を」というキーワードがあるため、素材は一般的なモノしか使わないとして、構造で解決するという結論に達したそうです。そのため内部に立て板を用意して2×4住宅の要領で強度を確保したり、天板は外側にややふくらませる事で強度を確保するなど、まさにアイデアで素材をカバーしています。ノートPCを作り続け、また自らがそれを使いノウハウを貯めてきたlenovo大和研究所ならではの面目躍如といったところでしょう。
こういう仕事をみると、どこかの鑑定団じゃないですけど「良い仕事してますねぇ」と言いたくなります。ちなみに拡張ポートが少なく見えるのも、サイドパネル部分も壁として強度確保に使っているためということでした。最低限欲しいUSBポートと有線LAN、SDカードスロットに加えHDMI端子も用意されているので、普段使いで困る事は無いはずです。
モニタについては、13インチのLED光沢液晶に解像度1366×768のいわゆるHD液晶を採用しています。lenovoにしては(失礼)液晶の発色も良く、「何か色、変」と言われてしまうX61ユーザーには羨ましい限り。ビジネス用としてなら縦方向の解像度はもう少し欲しいところですが、フルHDの外部モニタに繋いでやれば良いだけですから。
CPUはTurion Neo X2 L625やAthlon Neo X2 L325というクロック数が低いもののデュアルコアのCPUを採用しているので、負荷がかかる使い方をしなければ問題は無いでしょう。これに組み合わされるAMD M780Gチップセットは私の所有するThinkCentre A61 UltraSmallの690Vチップセットと比較してもかなりの高性能です。ハーフHD表示を無難にこなす690Vと比べて、たしか倍程度の強力な画面表示機能を持っていますので、これはいいなぁと素直に羨ましい部分です。
ギミックについても。天板のThinkPadロゴ、iの点が赤く光ります。外人のlenovo担当者(すいません、お名前聞きそびれましたがイケメンの方です)と話していて、こんな会話をしました。が、記憶力に自信無いので大体こんな感じだったと言うことで。
(俺)このロゴ、いいね。カッコイイ。
(イケメン、以下イ)賛否両論だけどね。
(俺)いや、この光沢のある天板と組み合わせるならこれ良いよ。昔持ってたPowerBook思い出した。
(イ)ああ、あれね。
(俺)否定する人って昔ながらのThinkPadが良いって人でしょ?
今回はターゲット違うからこっちのほうが良いよ。俺の嫁ならこっちを選ぶ。
(イ)(納得したように頷く)
(俺)キーボードも良いね。実物みるまで心配だったけど。
(イ)形は違うけど、中身はいつものThinkPadのキーボードだよ。
(俺)これ、見てくれは似てるけど別物だってもっとPRしてくれよ。MOTTAINAI。
(イ)そうだね、意見をマーケに反映させとくよ。
(俺)IdeaPad U350も借りたけど、別物じゃん。これは力入れて宣伝してよ。
(イ)(ウンウンと頷く)
なんて感じで。超聞き上手で、またDELLの時みたいに最後までお邪魔しそうになってしまったので途中で話を切っちゃいましたけど。日本語ぺらぺらだし、ああいう人がいるってのはさすがワールドワイドな会社だぜって感心しちゃいました←だからどーした
上の会話の中でも言ったんだけど、別にIdeaPadや他のキーボードが悪い、と言うわけではない。むしろ最近のキーボードはどれも良くなっていて、打ち続けて疲れないものが多い。でも、ThinkPadのキーボードは「打つ事そのものが快感」なんです。これ、店頭でチョイチョイ触るのではなく使い続けないと分からないんですけど、それはトラックポイントキーボードなんかにも反映されていて会社では他社製ノートパソコンに外部モニタとトラックポイントキーボードを繋げて作業して居るぐらいです。
そんなキーボードが付いて、VISIONプラットフォームでマルチメディア機能が強化され、そして安価なEdge13はパソコンをヘビーに使う人にはなかなか良い「道具」じゃないでしょうか。私はもう少し小さな筐体が好みなのと、ノングレアが好きなのでちょっとストライクゾーンを外れているのですが、13インチ程度の液晶のパソコンを探している人にはお勧めできる商品でした。
欲を言えば、ここまでマルチメディア機能が強化されてるならDVD内蔵でも良かったと思うのですが、コストや強度との兼ね合いもあるのかなと勝手に想像してみたり。
そんなわけで、次回エントリでは自分的本命のX100eについて書きます。
【関連エントリ】
・lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)
ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その3
・lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)
ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その1
今回はおそらくThinkPadとしてはチャレンジングな機種であるEdge13のほうを。
ちなみに今回発表された2機種、以前のエントリふたを開けたらちゃんとThinkPadでした。X100e,Edge13でコストダウンの手法をAMDプラットフォームプラットフォームを採用したためとしてしまいましたが、海外ではIntelプラットフォームも既に存在しているためそれだけではありませんでした。すいません。コストダウンの元は、説明を聞く限り筐体や製造方法を見直した事によるものが大きいようです。まずはその辺の説明から。
ThinkPadといえば取り扱いに繊細な神経を使うVAIO type Pとはちがい(その分違う魅力がありますけどね!)、堅牢、耐久性に優れケースに入れなくても安心して満員電車で闘えるタフネスさが売りのひとつです。これを解決するために軽量かつ高剛性のマグネシウム合金をフレームに使ったり、カーボンファイバーをおごってみたり、素材にもお金がかかっている機種が多いのです。X300なんかはまさにその典型でした。
しかし今回は「安く良い物を」というキーワードがあるため、素材は一般的なモノしか使わないとして、構造で解決するという結論に達したそうです。そのため内部に立て板を用意して2×4住宅の要領で強度を確保したり、天板は外側にややふくらませる事で強度を確保するなど、まさにアイデアで素材をカバーしています。ノートPCを作り続け、また自らがそれを使いノウハウを貯めてきたlenovo大和研究所ならではの面目躍如といったところでしょう。
こういう仕事をみると、どこかの鑑定団じゃないですけど「良い仕事してますねぇ」と言いたくなります。ちなみに拡張ポートが少なく見えるのも、サイドパネル部分も壁として強度確保に使っているためということでした。最低限欲しいUSBポートと有線LAN、SDカードスロットに加えHDMI端子も用意されているので、普段使いで困る事は無いはずです。
モニタについては、13インチのLED光沢液晶に解像度1366×768のいわゆるHD液晶を採用しています。lenovoにしては(失礼)液晶の発色も良く、「何か色、変」と言われてしまうX61ユーザーには羨ましい限り。ビジネス用としてなら縦方向の解像度はもう少し欲しいところですが、フルHDの外部モニタに繋いでやれば良いだけですから。
CPUはTurion Neo X2 L625やAthlon Neo X2 L325というクロック数が低いもののデュアルコアのCPUを採用しているので、負荷がかかる使い方をしなければ問題は無いでしょう。これに組み合わされるAMD M780Gチップセットは私の所有するThinkCentre A61 UltraSmallの690Vチップセットと比較してもかなりの高性能です。ハーフHD表示を無難にこなす690Vと比べて、たしか倍程度の強力な画面表示機能を持っていますので、これはいいなぁと素直に羨ましい部分です。
ギミックについても。天板のThinkPadロゴ、iの点が赤く光ります。外人のlenovo担当者(すいません、お名前聞きそびれましたがイケメンの方です)と話していて、こんな会話をしました。が、記憶力に自信無いので大体こんな感じだったと言うことで。
(俺)このロゴ、いいね。カッコイイ。
(イケメン、以下イ)賛否両論だけどね。
(俺)いや、この光沢のある天板と組み合わせるならこれ良いよ。昔持ってたPowerBook思い出した。
(イ)ああ、あれね。
(俺)否定する人って昔ながらのThinkPadが良いって人でしょ?
今回はターゲット違うからこっちのほうが良いよ。俺の嫁ならこっちを選ぶ。
(イ)(納得したように頷く)
(俺)キーボードも良いね。実物みるまで心配だったけど。
(イ)形は違うけど、中身はいつものThinkPadのキーボードだよ。
(俺)これ、見てくれは似てるけど別物だってもっとPRしてくれよ。MOTTAINAI。
(イ)そうだね、意見をマーケに反映させとくよ。
(俺)IdeaPad U350も借りたけど、別物じゃん。これは力入れて宣伝してよ。
(イ)(ウンウンと頷く)
なんて感じで。超聞き上手で、またDELLの時みたいに最後までお邪魔しそうになってしまったので途中で話を切っちゃいましたけど。日本語ぺらぺらだし、ああいう人がいるってのはさすがワールドワイドな会社だぜって感心しちゃいました←だからどーした
上の会話の中でも言ったんだけど、別にIdeaPadや他のキーボードが悪い、と言うわけではない。むしろ最近のキーボードはどれも良くなっていて、打ち続けて疲れないものが多い。でも、ThinkPadのキーボードは「打つ事そのものが快感」なんです。これ、店頭でチョイチョイ触るのではなく使い続けないと分からないんですけど、それはトラックポイントキーボードなんかにも反映されていて会社では他社製ノートパソコンに外部モニタとトラックポイントキーボードを繋げて作業して居るぐらいです。
そんなキーボードが付いて、VISIONプラットフォームでマルチメディア機能が強化され、そして安価なEdge13はパソコンをヘビーに使う人にはなかなか良い「道具」じゃないでしょうか。私はもう少し小さな筐体が好みなのと、ノングレアが好きなのでちょっとストライクゾーンを外れているのですが、13インチ程度の液晶のパソコンを探している人にはお勧めできる商品でした。
欲を言えば、ここまでマルチメディア機能が強化されてるならDVD内蔵でも良かったと思うのですが、コストや強度との兼ね合いもあるのかなと勝手に想像してみたり。
そんなわけで、次回エントリでは自分的本命のX100eについて書きます。
【関連エントリ】
・lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)
ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その3
・lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)
ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その1
2010-01-15
lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その1
遅くに帰ってきて、年末に録画していたデータを整理していたらクリスマスの約束を見つけてしまい、涙ぐみながらこのエントリを書いています。この日のために作られた「22分50秒」、聞いていて鳥肌立ちました。
と、何の関係もない書き出しですが、AMN様主催の表題のイベントに参加してきたので参加報告なんぞ書いてみたいと思います。
六本木にある泉ガーデンギャラリーで開催されたこのイベントには、AMNの代表である徳力様はもちろん、lenovoの開発担当者やマーケティング担当者、そしてThinkPad初採用というAMDの担当者も交え非常に豪華なプレゼンターが集っていました。・・・DELLの時より力入ってるなぁ←そちらでも十分だと思ってましたが。
それなりに写真を撮っては見たのですが、ピンぼけ万歳なので使えそうなものだけ時系列に並べてみます。内容は駆け足なので読みにくいですがご容赦を。
食事は充実してましたが、飲み物が紙コップだったので気を遣いました。
lenovo販売戦略担当の三宅様。ひょうひょうとした雰囲気の方です。「食事を取りながら、フランクな感じで行きましょう」とスタート。今回の主役であるX100eとEdge13の立ち位置を、喩え混じりに説明してくれました。資料に横文字が少なく漢字が多いと感じたのは中国メーカーという先入観かな?
この低価格ThinkPadが、非常に短い開発期間で産まれたようなのですが、その経緯が最も理解できたのがプレゼン資料の中にあった現在の価格別シェア。
アンダー6万円PCが販売比率+26%、8万以下で+2%、後は軒並みマイナスという数字を聞くと、ThinkPadといえどそこをターゲットにしたモデルが必要だったことが嫌というほど理解できました。
今回のモデルはThinkPadを語る上で、明確にターゲットを変更した転換点となるでしょう。
次。
すいません、お名前を聞き逃してしまいました。ThinkPadレビューコンテストの説明がされ、結構な確率でドイツ製のよさげな水筒がもらえるとのこと。X61も対象だったので時間があれば既にあるX61のエントリをリライトして申し込みたいところですが、仕事が許してくれそうにないので既存記事で応募の確率高いです←忘れないようにしなきゃ。
コンテストの申し込みはこちら。
ThinkPadレビューコンテスト - We Love ThinkPad
次。
AMDマーケティングの山野様。Intelで言うところのCentrino(セントリーノ)のような、CPU周りのトータルなプラットフォームとしてのブランドであるVISIONについての説明をしていただきました。VISIONの新世代プラットフォームは日本では今回のX100eとEdgeで初搭載、初お披露目と言うことのようです。できればCentrinoあたりと比べての優位性とか、もう少し説明が欲しかったかなぁ。シングルコアのX100eでもWindows7はサクサク動いていましたが、この辺も借りることができたら確認してみたいです。
ちなみにX100eでは旧世代のVISIONプラットフォームと同様、CPUにAthron NV-40を使っていたのでグラフィック周りの性能向上が売りのようです。その辺りは次回のエントリで。
次。
Edge開発担当の田保様。とつとつとThinkPad愛を語ってくださいました(違)。ThinkPadの歴史と背景、そこから今回のEdge13を産みだす上で、コストを削ることに対しての知恵と工夫について語っていただきました。
次。
X100e開発担当の城下様。売上げでlenovoの屋台骨を支えるIdeaPad開発チームにも参加していたとのことです。小さいパソコンを安く作るノウハウを身につけて、それをThinkPadに反映させた感じでしょうか。天板の剛性を語る上で真ん中が3mm隆起している事を説明する際、「ひっくり返すとクルクル良く回るんですよ」は名言でした。他にも剛性を確保するための仕組みを説明されていましたが、詳細は製品の説明で。
そんな感じの説明の後、いよいよ実機に触れる機会だったのですが長くなっていたので次回に。
【関連リンク】
・lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その2
・lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)
ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その3
・ふたを開けたらちゃんとThinkPadでした。X100e,Edge13
・ThinkPad X61のある生活 まとめエントリ
と、何の関係もない書き出しですが、AMN様主催の表題のイベントに参加してきたので参加報告なんぞ書いてみたいと思います。
六本木にある泉ガーデンギャラリーで開催されたこのイベントには、AMNの代表である徳力様はもちろん、lenovoの開発担当者やマーケティング担当者、そしてThinkPad初採用というAMDの担当者も交え非常に豪華なプレゼンターが集っていました。・・・DELLの時より力入ってるなぁ←そちらでも十分だと思ってましたが。
それなりに写真を撮っては見たのですが、ピンぼけ万歳なので使えそうなものだけ時系列に並べてみます。内容は駆け足なので読みにくいですがご容赦を。
食事は充実してましたが、飲み物が紙コップだったので気を遣いました。
lenovo販売戦略担当の三宅様。ひょうひょうとした雰囲気の方です。「食事を取りながら、フランクな感じで行きましょう」とスタート。今回の主役であるX100eとEdge13の立ち位置を、喩え混じりに説明してくれました。資料に横文字が少なく漢字が多いと感じたのは中国メーカーという先入観かな?
この低価格ThinkPadが、非常に短い開発期間で産まれたようなのですが、その経緯が最も理解できたのがプレゼン資料の中にあった現在の価格別シェア。
アンダー6万円PCが販売比率+26%、8万以下で+2%、後は軒並みマイナスという数字を聞くと、ThinkPadといえどそこをターゲットにしたモデルが必要だったことが嫌というほど理解できました。
今回のモデルはThinkPadを語る上で、明確にターゲットを変更した転換点となるでしょう。
次。
すいません、お名前を聞き逃してしまいました。ThinkPadレビューコンテストの説明がされ、結構な確率でドイツ製のよさげな水筒がもらえるとのこと。X61も対象だったので時間があれば既にあるX61のエントリをリライトして申し込みたいところですが、仕事が許してくれそうにないので既存記事で応募の確率高いです←忘れないようにしなきゃ。
コンテストの申し込みはこちら。
ThinkPadレビューコンテスト - We Love ThinkPad
次。
AMDマーケティングの山野様。Intelで言うところのCentrino(セントリーノ)のような、CPU周りのトータルなプラットフォームとしてのブランドであるVISIONについての説明をしていただきました。VISIONの新世代プラットフォームは日本では今回のX100eとEdgeで初搭載、初お披露目と言うことのようです。できればCentrinoあたりと比べての優位性とか、もう少し説明が欲しかったかなぁ。シングルコアのX100eでもWindows7はサクサク動いていましたが、この辺も借りることができたら確認してみたいです。
ちなみにX100eでは旧世代のVISIONプラットフォームと同様、CPUにAthron NV-40を使っていたのでグラフィック周りの性能向上が売りのようです。その辺りは次回のエントリで。
次。
Edge開発担当の田保様。とつとつとThinkPad愛を語ってくださいました(違)。ThinkPadの歴史と背景、そこから今回のEdge13を産みだす上で、コストを削ることに対しての知恵と工夫について語っていただきました。
次。
X100e開発担当の城下様。売上げでlenovoの屋台骨を支えるIdeaPad開発チームにも参加していたとのことです。小さいパソコンを安く作るノウハウを身につけて、それをThinkPadに反映させた感じでしょうか。天板の剛性を語る上で真ん中が3mm隆起している事を説明する際、「ひっくり返すとクルクル良く回るんですよ」は名言でした。他にも剛性を確保するための仕組みを説明されていましたが、詳細は製品の説明で。
そんな感じの説明の後、いよいよ実機に触れる機会だったのですが長くなっていたので次回に。
【関連リンク】
・lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その2
・lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)
ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その3
・ふたを開けたらちゃんとThinkPadでした。X100e,Edge13
・ThinkPad X61のある生活 まとめエントリ
2010-01-08
PC-NEWS 20100108
ニュースエントリは自分のためだけに作成している(後でまとめて読む用)なので更新を止めようと思っていたのですが、あまりにも情報が溜まってしまうので復活させることにしました。
もしRSS登録している人は本当にごめんなさい。
というわけでかなり古い情報混じりではじめます。
■パソコン本体
■次世代Atomプロセッサと第2世代IONプラットフォームを組み合わせた「Aspire Revo」などを発売か、関係者が明らかに(engadget Japanese 2009/12/08)
省電力が売りのCPUと、消費電力が高めだけど画像描画機能に特価する事による省電力化が期待できる次世代IONプラットフォームの組みあわせ。悪くないような気がします。
■重さ370gのWindows 7対応ミニPC fit-PC2i(engadget Japanese 2009/12/04)
■周辺機器
■アルプス電気、マイクロドライプリンタ「MD-5500」を2010年5月末で販売終了(PC Watch 2009/12/25)
名機と呼ばれたこのプリンタ、まだ細々と生産されていたんですね。色ノリの良さは、95年の発売当時のプリンタの中では抜きんでていました。
■ポラロイドが正式に復活、まずPoGoから、インスタントカメラは来年(engadget Japanese 2009/12/04)
モバイルプリンタのPogo、ずっと気になってるんですよね。
■パソコンソフト
■グーグルの翻訳と辞書への取り組み--言葉の壁の撤廃に一歩前進(CNet Japan 2009/12/09)
■グーグルの日本語入力参入は「ウェルカム」--ジャストシステム、一太郎2010など発表(CNet Japan 2009/12/08)
■グーグル、MacおよびLinux対応「Google Chrome」ベータ版をリリース(CNet Japan 2009/12/09)
■ATOKとGoogle日本語入力、IMEを選ぶならどっち?(CNet Japan 2009/12/09)
グーグル日本語入力、実際使って見ましたがATOK持ってない人なら使って見る価値有りです。ATOK使ってる私にはもう一つ、でしたが。
■PDA,スマートフォン
■PsionっぽいXP入りPDA PsiXpda(engadget Japanese 2009/12/07)
ネットブックのちょっと下のカテゴリは、今こっそりと熱いジャンルです。そんな中に割って入ろうかという商品がまたひとつ産まれるようです。
■7インチAndroidタブレット WebStation 予約開始、389ドル(engadget Japanese 2009/12/06)
そんな熱い分野だからこそ、様々な製品が生まれてきます。小さな画面用に作られたAndroidを大きな画面の、キーボードレスの筐体に利用するこの商品はどこまで受け入れられるのでしょうか。
■「AT&TがNYでiPhone販売停止」報の背景事情(Tech Mom from Silicon Valley 2009/12/28)
海の向こうで猛威をふるうiPhoneの負の影響、と言うことで。DOCOMOが頑なにiPhone販売しないのは、通話品質を守るためともっぱらの噂です。
■Webサービス関連
■無料でPDFファイルをWordやExcelファイルに変換するネットサービス「PDF to Word」&「PDF to Excel」(GIGAZINE 2009/12/07)
PDFファイルを加工するソフトが無くても、ワードやエクセルを持っている人は多いはず。というわけで便利そうな子のサービスを紹介しておきます。
■グーグル、オフライン版「Gmail」を正式機能に(CNet Japan 2009/12/09)
知らなかったので紹介。
■セキュリティ
■実はBlasterやNetsky並み? 静かにはびこるGumblar(@IT 2009/12/04)
啓蒙活動。
■その他
■パナソニック、三洋電機を子会社化へ--TOBが終了(CNet Japan 2009/12/10)
パソコンのバッテリーには影響無いのか、ちょっと気になりました。
■米国空軍がPS3 2500台で380TFLOPSのスパコンを作ることにしたらしい(Life is beautiful 2009/12/15)
日本がスパコンで騒がれていた頃、海の向こうでは民生品の最たるゲーム機がスパコンになる事が決定されていました。実を取ればそんなもんです。
過去のPC-NEWSはこちらから。
■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。
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というわけでかなり古い情報混じりではじめます。
■パソコン本体
■次世代Atomプロセッサと第2世代IONプラットフォームを組み合わせた「Aspire Revo」などを発売か、関係者が明らかに(engadget Japanese 2009/12/08)
省電力が売りのCPUと、消費電力が高めだけど画像描画機能に特価する事による省電力化が期待できる次世代IONプラットフォームの組みあわせ。悪くないような気がします。
■重さ370gのWindows 7対応ミニPC fit-PC2i(engadget Japanese 2009/12/04)
■周辺機器
■アルプス電気、マイクロドライプリンタ「MD-5500」を2010年5月末で販売終了(PC Watch 2009/12/25)
名機と呼ばれたこのプリンタ、まだ細々と生産されていたんですね。色ノリの良さは、95年の発売当時のプリンタの中では抜きんでていました。
■ポラロイドが正式に復活、まずPoGoから、インスタントカメラは来年(engadget Japanese 2009/12/04)
モバイルプリンタのPogo、ずっと気になってるんですよね。
■パソコンソフト
■グーグルの翻訳と辞書への取り組み--言葉の壁の撤廃に一歩前進(CNet Japan 2009/12/09)
■グーグルの日本語入力参入は「ウェルカム」--ジャストシステム、一太郎2010など発表(CNet Japan 2009/12/08)
■グーグル、MacおよびLinux対応「Google Chrome」ベータ版をリリース(CNet Japan 2009/12/09)
■ATOKとGoogle日本語入力、IMEを選ぶならどっち?(CNet Japan 2009/12/09)
グーグル日本語入力、実際使って見ましたがATOK持ってない人なら使って見る価値有りです。ATOK使ってる私にはもう一つ、でしたが。
■PDA,スマートフォン
■PsionっぽいXP入りPDA PsiXpda(engadget Japanese 2009/12/07)
ネットブックのちょっと下のカテゴリは、今こっそりと熱いジャンルです。そんな中に割って入ろうかという商品がまたひとつ産まれるようです。
■7インチAndroidタブレット WebStation 予約開始、389ドル(engadget Japanese 2009/12/06)
そんな熱い分野だからこそ、様々な製品が生まれてきます。小さな画面用に作られたAndroidを大きな画面の、キーボードレスの筐体に利用するこの商品はどこまで受け入れられるのでしょうか。
■「AT&TがNYでiPhone販売停止」報の背景事情(Tech Mom from Silicon Valley 2009/12/28)
海の向こうで猛威をふるうiPhoneの負の影響、と言うことで。DOCOMOが頑なにiPhone販売しないのは、通話品質を守るためともっぱらの噂です。
■Webサービス関連
■無料でPDFファイルをWordやExcelファイルに変換するネットサービス「PDF to Word」&「PDF to Excel」(GIGAZINE 2009/12/07)
PDFファイルを加工するソフトが無くても、ワードやエクセルを持っている人は多いはず。というわけで便利そうな子のサービスを紹介しておきます。
■グーグル、オフライン版「Gmail」を正式機能に(CNet Japan 2009/12/09)
知らなかったので紹介。
■セキュリティ
■実はBlasterやNetsky並み? 静かにはびこるGumblar(@IT 2009/12/04)
啓蒙活動。
■その他
■パナソニック、三洋電機を子会社化へ--TOBが終了(CNet Japan 2009/12/10)
パソコンのバッテリーには影響無いのか、ちょっと気になりました。
■米国空軍がPS3 2500台で380TFLOPSのスパコンを作ることにしたらしい(Life is beautiful 2009/12/15)
日本がスパコンで騒がれていた頃、海の向こうでは民生品の最たるゲーム機がスパコンになる事が決定されていました。実を取ればそんなもんです。
過去のPC-NEWSはこちらから。
■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。
2010-01-07
今さらですが、新しいAspire Revo, R3610の購入は見送ります。
現行版のWindows 7 64bit版を採用したAspire RevoのエントリAcer Aspire Revo(R3610)Windows7モデルの情報を作成して以降このパソコンについてのエントリをサボっていましたが、タイトル通り現行版の購入はスキップすることにしたため情報をクローズしていこうと思います。
■旧モデルのR3600のWindows7化
これはクリーンインストールをしたためか、何の問題もなく終わってしまいました。
インストールDVDを入れ、支持通りに作業するだけ。
アップグレードディスクの申し込みでドタバタした時にはどうなるかと思いましたが。
その感想ですが、快適そのものです。VistaもSP2適用後、細かな操作速度が改善されていましたがWindows7は別物です。同時期にアップグレードキットを申し込んだVAIO type Pはヘビーに使っている&アップグレードでのインストールをもくろんでいるため未だにVistaのままですが、これを使う度に「はやく更新しなきゃ・・・」と感じてしまいます。
とはいえ、Vistaのマイナーバージョンアップ版なので根本的な問題であるファイル操作が遅い問題などは改善こそされても解決はしていません。過度な期待をすると残念に感じるかもしれませんが、より快適な環境が950円で手に入ったのですから非常によい買い物でした。
■R3610の購入を見送った理由
当初は買う気満々だった最新版のR3610ですが、R3600のWindows7アップグレードキット到着の遅延やその後業務が忙しくなった事、Windows7化されたR3600が非常に快適だったこと、いつのまにか旬を過ぎてしまったことなど挙げるときりがありません。
しかし決定的だったのは、せっかく64bitOSを採用したのにメモリが3Gbyte程度しか使えないと言うものでした。
R3610で採用したAtom330は、Atomプロセッサの中では珍しいデュアルコアプロセッサでクロック数だけでは計れない性能向上が見込めます。実際、店頭で動かしたときにも非常に快適でした。
しかしこのCPUはMemory Remap機能というものを採用していないため、メモリ空間の一部がシステムに割り当てられるため、実際に利用可能なメモリ空間は4GBより少なくなってしまうようなのです。
であれば、32bitOSのままのR3600とCPU以外変わるものが無く、性能向上が図れるとはいえ同クロック数、かつ同時に処理できるデータ量の目安であるFSBが533MHzと最新のCPUの半分である以上、そこまでの差は感じられない可能性が高いです。
というわけで、忙しく働いている間に急速に購入意欲が萎んで言ってしまったのでした。
また、R3600が意外なほど稼働率が低かったのも原因のひとつです。我が家では光学ドライブがないThinkPad X61がメインマシンとして活躍している関係上、CDやDVDを読み込むのは常時稼動中のThinkCentre A61 UltraSmallで行っています。
R3600で同じように使うには、外付けの光学ドライブをUSBケーブルで繋いでおく必要があります。しかしこれではせっかくのコンパクトな筐体が生かせず、しかもかっこわるい。これがネックで稼働率は低いまま。画像描画に難のあるA61 UltraSmallではかったるい作業のときだけリリーフで使われています。
というわけでこれ以上の投資は一旦見送り、また次期マシンの選定と併せてデスクトップの2台体制を1台に集約することを目論むことになってしまいました。
■結局Aspire Revoはどんなマシンだったのか。
Aspire Revoはとにかく小さく、Atomプロセッサ採用パソコンとしてはIONプラットフォームの強力な画面描画性能のおかげでフルHDモニタに繋いでも快適に使えるパソコンです。画面描画はCPUのみに依存するわけではないので、この点については通常版のCPUを採用したデスクトップにもひけを取りませんでした。
しかし全ての拡張性をUSBに頼ることになるためメインマシンとして使おうとするとハリネズミのようになってしまったり、CPUとFSBの周波数の低さは複数処理を行うとどうしても非力さを感じる場面があります。また、価格もAtomプロセッサの採用でやすいのですが、飛び抜けて安いというわけでもありません。
すると「フルHDモニタに接続できるネットトップ」というフレーズなんかがピッタリくるのでしょうが、すると今度は光学ドライブが欲しくなります。
もちろんUSBで接続すれば良いだけですが、リビングに置くには差しっぱなしでは美観を損ねるので都度接続することになるでしょう。するとその手間が面倒になり、使わなくなるように思えます。
ブルーレイとは言いませんが、せめてDVDドライブが付いていれば、なんてことは思います。以前のエントリで取り上げたONKYOのDP305はこれを非常にきれいにまとめており、このようなアフターパーツが出れば面白いのではないでしょうか。
あまりまとまっていないのですが、これでいったんAspire Revoのエントリは終了とします。また何かありそうor新モデルなど出たら、そのときには改めて取り上げたいと思います。
【関連リンク】
■Acer Aspire Revo まとめページ
■小型デスクトップは便利 まとめエントリ
■ニュース:EPSON Endeavor NP11-V発表
■旧モデルのR3600のWindows7化
これはクリーンインストールをしたためか、何の問題もなく終わってしまいました。
インストールDVDを入れ、支持通りに作業するだけ。
アップグレードディスクの申し込みでドタバタした時にはどうなるかと思いましたが。
その感想ですが、快適そのものです。VistaもSP2適用後、細かな操作速度が改善されていましたがWindows7は別物です。同時期にアップグレードキットを申し込んだVAIO type Pはヘビーに使っている&アップグレードでのインストールをもくろんでいるため未だにVistaのままですが、これを使う度に「はやく更新しなきゃ・・・」と感じてしまいます。
とはいえ、Vistaのマイナーバージョンアップ版なので根本的な問題であるファイル操作が遅い問題などは改善こそされても解決はしていません。過度な期待をすると残念に感じるかもしれませんが、より快適な環境が950円で手に入ったのですから非常によい買い物でした。
■R3610の購入を見送った理由
当初は買う気満々だった最新版のR3610ですが、R3600のWindows7アップグレードキット到着の遅延やその後業務が忙しくなった事、Windows7化されたR3600が非常に快適だったこと、いつのまにか旬を過ぎてしまったことなど挙げるときりがありません。
しかし決定的だったのは、せっかく64bitOSを採用したのにメモリが3Gbyte程度しか使えないと言うものでした。
R3610で採用したAtom330は、Atomプロセッサの中では珍しいデュアルコアプロセッサでクロック数だけでは計れない性能向上が見込めます。実際、店頭で動かしたときにも非常に快適でした。
しかしこのCPUはMemory Remap機能というものを採用していないため、メモリ空間の一部がシステムに割り当てられるため、実際に利用可能なメモリ空間は4GBより少なくなってしまうようなのです。
であれば、32bitOSのままのR3600とCPU以外変わるものが無く、性能向上が図れるとはいえ同クロック数、かつ同時に処理できるデータ量の目安であるFSBが533MHzと最新のCPUの半分である以上、そこまでの差は感じられない可能性が高いです。
というわけで、忙しく働いている間に急速に購入意欲が萎んで言ってしまったのでした。
また、R3600が意外なほど稼働率が低かったのも原因のひとつです。我が家では光学ドライブがないThinkPad X61がメインマシンとして活躍している関係上、CDやDVDを読み込むのは常時稼動中のThinkCentre A61 UltraSmallで行っています。
R3600で同じように使うには、外付けの光学ドライブをUSBケーブルで繋いでおく必要があります。しかしこれではせっかくのコンパクトな筐体が生かせず、しかもかっこわるい。これがネックで稼働率は低いまま。画像描画に難のあるA61 UltraSmallではかったるい作業のときだけリリーフで使われています。
というわけでこれ以上の投資は一旦見送り、また次期マシンの選定と併せてデスクトップの2台体制を1台に集約することを目論むことになってしまいました。
■結局Aspire Revoはどんなマシンだったのか。
Aspire Revoはとにかく小さく、Atomプロセッサ採用パソコンとしてはIONプラットフォームの強力な画面描画性能のおかげでフルHDモニタに繋いでも快適に使えるパソコンです。画面描画はCPUのみに依存するわけではないので、この点については通常版のCPUを採用したデスクトップにもひけを取りませんでした。
しかし全ての拡張性をUSBに頼ることになるためメインマシンとして使おうとするとハリネズミのようになってしまったり、CPUとFSBの周波数の低さは複数処理を行うとどうしても非力さを感じる場面があります。また、価格もAtomプロセッサの採用でやすいのですが、飛び抜けて安いというわけでもありません。
すると「フルHDモニタに接続できるネットトップ」というフレーズなんかがピッタリくるのでしょうが、すると今度は光学ドライブが欲しくなります。
もちろんUSBで接続すれば良いだけですが、リビングに置くには差しっぱなしでは美観を損ねるので都度接続することになるでしょう。するとその手間が面倒になり、使わなくなるように思えます。
ブルーレイとは言いませんが、せめてDVDドライブが付いていれば、なんてことは思います。以前のエントリで取り上げたONKYOのDP305はこれを非常にきれいにまとめており、このようなアフターパーツが出れば面白いのではないでしょうか。
あまりまとまっていないのですが、これでいったんAspire Revoのエントリは終了とします。また何かありそうor新モデルなど出たら、そのときには改めて取り上げたいと思います。
【関連リンク】
■Acer Aspire Revo まとめページ
■小型デスクトップは便利 まとめエントリ
■ニュース:EPSON Endeavor NP11-V発表
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